私は以前バンガロールに2カ月ほどいたことがある。
仕事中はダラダラしていて、納期を守ろうという気など無いに等しい。
それにやたらとチャイ休憩を挟む。
恐らくチャイ休憩を禁止にしたら暴動がおこるだろう。
これはインド人と一緒に働く、あるいはコミュニケーションをとってみないとわからないだろう。
今後ますますグローバル化が加速していく中で、重要な問題となりそうだ。
インドに来て1ヶ月になる。
インドでの生活の軌跡としてブログを書くことにする。
さて、今のところ特に大きく体調を崩すこともなく、無事に過ごせている。
しかしながら、じわじわとモンスーンの影が忍び寄ってきているようで、最初の1ヶ月は夜中にしか降らなかった雨が、昼間でも見境なく降り始めた。
とはいっても、現地人いわく、まだまだモンスーンはこんなものではない・・・・序章にすぎない。とのこと。
モンスーンに入ると、道路がたった一晩で「川」に変貌をとげるそうだ。
そんな大げさな!太閤の一夜城じゃあるまいし。なんて思っていたが、どうやらまんざら嘘でもないようだ・・・
しかし、そんなことはどうでもよくなるような、より深刻な問題が起こる。
カビだ。
衣類や寝具に限らず、ビデオテープにまでカビが生えるのだとか。
超高湿度の環境が6月~9月まで続くのだから、当然と言えば当然かもしれない。
そのうちナウシカの世界のようになってしまうのだろうか・・・・なんていう風に妄想してしまうが・・・・ほんとになりそうで怖い。
しかし、そんな悩みを解決?してくれる人達がいるのだ。
それはカビとり専門の業者である。
これで王蟲(オウム)の怒りを鎮めるために奔走しなくてもよさそうだ。
本格的なモンスーンに入ったら、自分も業者のお世話になるかも・・・・ご勘弁願いたいが(笑)
何はともあれ、日本の梅雨程度でぶーぶー文句を言っていた自分が恥ずかしいほどだ。ここに比べたらなんともない。
日本では、何も考えずにボーっと過ごしていても、一日の生活を全うできる。
しかし、この国はその限りではない。日本での常識が罷り通ることなどまずない。
時には地を這うような生活を強いられることもあるのだ。
その点を考えると、日本の若者を鍛えるには最良の地ではないだろうか?
日本と違って、何もかもが不便で、苦労する。
だから鍛えられる。だからこそ成長できるのだ。