「腐考の至り」リセットおもろいオッサンたち 63
 前科18犯③ ページ330


昨日の記事の続きです
足に刀が突き刺さった、

当然それまでは両親に内緒だったが

知れるところとなり、

こっぴどく叱られて刀は取り上げられた。


さて、一昨日にでてきた

“龍爺”、

大変破天荒なオッサンだ。


この地方の爺さんたちは、

「ワシ」と言うが「俺」とは言わない。
現在は日本全国に標準語が満ち溢れ、

「俺」という言葉を使うのは

然程珍しくもない。

が当時は私が知る限りでは

「オレが 俺が」

と言うのはこの爺さんだけだった。
おそらく若い頃に都会に住んでいて

使い慣れていたのだろう、

理屈もそこいらのオッサンよりよくこねる、

結構頭も良かったのだろう。


酒を飲んでいなければ

然程でも無いのだが、

酒が入り全てが自分の意のままにならぬと

暴れだすのだ、

ガタイがいいので龍爺が暴れると

誰も手がつけられない。
その龍爺も私の祖父だけには

頭が上がらなかったようだ、

祖父の一声で収まっていたと云う、

祖父のほうが3才年上の従兄弟だが

兄弟のような関係か? 

また、祖父からみれば

用心棒がわりの弟か・・・


龍爺の妹が近所に嫁いでいたのだが

若くして亡くなっていた、

その義理の弟と息子達が住む

家の格子のガラス戸を酔っ払っては

いつもグシャグシャに、

レクレーションのように割っていたのを

私も憶えている。
博打をしていても負けが込んでくると、

ブワァッと場をひっくり返しては

オジャンにしてしまう。
いつもその場を納める

相棒の祖父が居なかったら

とっくの昔に命を落としていただろうと思う。


前科18犯のこの祖父が亡くなってから

別の姿がみえてきた、

箪笥の引き出しには土地や家屋の取引の

担保設定の写しが一杯出てきた。
博打のカタに取ったり取られたり、

同じ土地がいろんな親戚の名に代わり

再び、三度買戻している。
母親に聞いてみると

沢山の財産を受け継いでいたのだが

全て博打で無くしているのだ。
賭け事で財を成せる訳がない・・・


祖父が亡くなって10年ほども経ち、

一人になった龍爺は

いつも一升瓶を片手に、

「オレの若い頃は・・・オレが!」

と毎夜ひとりでフラフラ、うろうろと。


この龍爺の息子は

父を反面教師にして育ち

社会に多大な貢献をした、

が酒を飲んだ時には酒に負けていた。
今、孫がもう40代の後半で

仕事にも良く励む、

が、先日私に、

「この頃酒を飲んだら訳が判らんように、

あくる日になって夕べの事を憶えていない。

親父に似たのか爺さんに似たのか?」


「どっちに似ても同じじゃ! 

酒癖が悪いのは!」

と二人で笑ったばかり・・・

悪いところは必ず遺伝する・・・

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