腐考の至り」リセット 腐考から冨幸に
 悲しい女たち  醜女③  ページ321


昨日の記事の続きです。
放蕩三昧の婿を放り出したあくる日から

“肝っ玉母さん”の子育てが始まった。

離れに住む父親の面倒は

後妻の義理の母親が看てくれている

とはいえ病院の送り迎えは紀代子の仕事。

本業の造園業の仕事の段取り、

経理も全て彼女の仕事だ。

仕事中は赤ちゃんのお守は

父親たちに看てもらっていたらしいが、

動かない赤ちゃんの時は

問題も無かったが一才にもなると

動き回るので手が負えなくなってきた。


紀代子は夫がいた一年間は

“オンナ”でいたが、

再びオンナを捨てた。
周りの人が再婚をいくら薦めても、

「もう男はこりごり、

美弥がいるからもう旦那はいらん!」

又、この娘“美弥”と名づけていたが、

母親に似ない別嬪さんで、

おそらく父親に似たのだろう。
歳をとるごとに綺麗になっていく、

そして母親と同じように職人たちから

“お嬢、お嬢”と可愛がられる。


紀代子も以前と違い、

馬鹿な男たちとは付き合いもしなくなり

家業に精をだし、

益々商売繁盛。

そのうちに父親が亡くなった、

離れに住んでいた義理の母親も

母屋に移り住んで

家の中の仕事をしてくれるので

紀代子は一段と仕事に打ち込める。
並みのオンナなら

気の荒い職人たちと渡り合えないのだが、

そこが“醜女”の強さ、

男以上に職人を使いこなす。


順風満帆なようだが、

この義母が、

美弥が中学に上がる頃に亡くなった。

美弥は“おばあちゃんっ子”

で育っていたので、

この後やはり問題がでてきた。


中学生になっていた美弥の素行が

悪くなってきたのだ、

職人たちに“お嬢”と可愛がられても、

自分は“不細工な女の子”

と自覚していた紀代子と違い、

美しくなっていた美弥は

家の中だけでなく、

外でも“綺麗な女の子”

ともて囃され、

母一人、子ひとりになっていたからかも

しれないが我侭な女の子になっていった。


いつも学校から帰ると

お祖母ちゃんが優しく出迎えてくれていた、

が亡くなった今は出迎えるものはない。

母親の紀代子は仕事に追われ

母屋にはいない、

真っ暗な自宅に帰るのが嫌で

夜遊びをするようになってきた。
その上、

美弥が不自由なことが無いように

紀代子はいつも多額の小遣いを与えていた、

どうしてもワルが美弥の周りに集まってくる。


学校からも紀代子は何度も

呼び出しをうけるようになる。

だが、

美弥が生まれて間もない頃に

美弥の父親を放り出している。
どんな荒くれ男にもひるむ事なく

強気に出る紀代子でも

我が子には強く云えなかったのだ。


中学を卒業して

何とか高校に入ったものの

一年もしないうちに退学、

母親の紀代子は定時制に編入させ

家業を手伝わせようとしたのだが

それも半年・・・


そうこうしているうちに、

美弥のお腹が大きくなってきた。

子供の父親は誰だか判らない・・・


美弥は子供はいらないと言う、

がみんなが気がついた頃には

すでに堕ろす事は出来ない、

もう四ヶ月が過ぎていた。


それでも何とか無事出産、

五体満足な丸々とした男の子だった。
が、出産後半年も経った頃に

子供を残し美弥の姿が消えてしまった、

子育てを放棄したのだ。
後で紀代子から聞いた話しだが

多額の金を持ち出していたらしい、

この事は当時、

紀代子は一切他人に

話さなかったのだが・・・
44才での紀代子の子育てが始まった。

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