「腐考の至り」リセット 腐考から冨幸に 

地震、雷、火事、オヤジ
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今日は仕事が休みなので、

河童を連れて午前中は網を持って、

アユを求めて川の中をウロウロと・・・


昼はコンビニの弁当をカミさんと孫達と食べ、

「サァ、次はどこのポイントへ?」

そうこうする内に酷い雷雨。


しばし雷の治まるのを待つうちに

消防車のサイレンの音が近づいてくる。

その内に孫が指差す、

「ジイジ! あれ! 火事やない?」

指差す方向を見ると、

確かに火事の様子だ。


「火事のようやなぁ」

しばらく眺めていたが

次第に煙が黒くなってきた、

普通の民家の火事の煙ではない。


「ひょっとして“ケツの穴”の繊維工場では?」

と慌ててバイクに乗り、

ソウでない事を願いながらも

火事見物のつもりで駆けつける。
悪い予感が的中してしまい友達の工場だった。


幸い奴もカミさんも、

奴の弟も消火作業をしていた、

まず怪我が無かった事を安堵して

消火を手伝う。
まだ人手が少なく消防団の人間と筒先を交代する、

が糸が燃え、

なかなか鎮火をしない、

頭からずぶ濡れになりながらも

火事場のクソ力をだす。

幸いに誰も負傷者も無く三十分ほどで鎮火した。


落雷による火花が、

溜まっていた糸くずや埃に引火したらしい。

糸くずには油成分が含まれていて

繊維工場などでは瞬く間に火が走るのだ。
今までにもよくある火災だ.


私も考えた事など無かったのだが

自分の火事によるトラウマが私にあった、

筒先を替わって持って

水をかけていたのだが

体が震えて頭の中が真っ白になり、

指先も硬直していた。

自分の体が火事による恐怖を

トラウマとして覚えていたのだ。


今、帰って来てキーボードを打ちながら

やっと気持が落ち着いてきた。


昔から怖いものの例えに、

「地震 雷 火事 親父」

というがまさにそのとうりだ、

現在は親父の怖さなどはどこにもないが、

先日来の地震の怖さ・・・

今日のように雷と火事、

人智を超えるものだ。

帰ってくる間際に

“ケツの穴”に

「これからオマエ、

雷が鳴る度にビクつくやろうな。」

「オウ! 震えが来るぞ」

不幸の最中に、

お互いに笑いながらも

こんな軽口が叩けるのも

不幸中の幸いか?・・・


ここまで読んでくださりありがとうございます

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