城本クリニック岡山院院長 野中大樹です。
本日は福岡院勤務でした。
本日の症例は60代の方で、20年くらい前に他院で部分切開を行なった既往があるとのことでした。
その部分切開の箇所の影響が残っていましたので、
やっぱこうなっちゃうよね。ちなみに私は部分切開反対派です。
今回の方法は、重瞼線作成ラインでの切開とし、上の被さってくる余剰皮膚と皮下脂肪(ROOF)を除去することとしました。ROOFはかなり厚かったので多めに除去しました
術後1ヶ月でも結構むくみ感が強いです
術後3ヶ月で何となくスッキリした感じが完成したと思います
側面だと余剰皮膚とROOFを取った効果がより分かりやすいかと思います
外側に出ている傷跡は、術後3ヶ月でもよく見ると分かりますが、術後10ヶ月ではほとんど分かりません
右側も同様です。術前に見られた部分切開の弊害部分は解除しました
やっぱ術直後の腫れはものすごいな
部分切開は皮膚、ROOFは取れません。
その患者に適応があれば私も積極的にお勧めしますが、その適応範囲の狭さと言ったら・・・反対派と言った理由が少しは分かっていただました?
このように、様々な方法を考えながら患者さん一人一人にご提案しています。
そのため、本日もそうでしたが、少々待ち時間が長くなるかも知れません
ただ、
「待ってでも受ける価値のあるカウンセリングだった」
と思っていただけるように日々努力しておりますので、そこのところはご容赦いただきますと幸いです。
先に言い訳しておきます(^_^;)
今回もモニター写真にご協力いただきありがとうございました
ではまた次回〜
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