免疫で邪魔とされる余分な抗体である。膠原病で代表される。アレルギーもあろうか。色々な病気で影を見るが、重病になることもある。喩えは悪いが、戦争も人類の自己抗体が始めるのかもしれない。他に家庭内暴力も似てるかも知れない。  

 医学で未解明な難病が自己抗体が引き金になっている場合がある。新型コロナ感染症の後遺症がその例である可能性が大きい。リンパ球の劣化、または酸化でウィルスと内臓や器官を誤認する。ギラン・バレー症候群によく似ている。

 後遺症を引き起こすメカニズムは多様で、自己抗体だけと限ったわけではない。他に自己免疫も想定できる。全く別の機序もあろうか。自己抗体が関連する場合、リンパ球が新型コロナウィルスも攻撃するために自己抗体は長持ちする。仮面である。 

 体内の酸化を予防する方法については長く述べた。「Pの薬」、「リベル」がそうであろう。他にも色々な紹介がある。 地理的な差は当然ある。リベル"Rivel"に曝(さら)された血液の環境では、リンパ球をはじめとする免疫系の細胞は酸化を免れない。アルツハイマー型認知症のアミロイドβの正体は解明されただろうか。 

 アミロイドβの中の種類によっては、認知症が改善するアミロイドβもある。後遺症のブレイン・フォグと呼ばれる認知症に類似の症状とは、関連性がないのだろうか。 

 難病を解明する過程で、自己抗体の影を見ることが多いかも知れない。地理的な差を放置してはいけない。情報量の多い現代では解決法は必ずあるだろう。