ただただ今の気持ちをしたためるだけのブログです。
本格的にミュージカル稽古にも参加できるようになって色々と込み上げて来たので、自分を鼓舞する意味も込めて。
今回「AMミュージカル」という、かわいい弟分が代表をつとめる団体の演目に出演させてもらう事になります、が、僕にとってはかなり想い入れが強く気合い入ってます!
それは、ただ単純に「荒川裕介」という人間がものすごく好きで、彼の力になりたいっていうやや不純な動機ではあるんですが。
裕介と知り合ったのは名古屋中心にクラシック活動をしていた時で、当時はこの辺りの歌手は「若手」って呼ばれてる人たちでもかなり歳上で、スコンと間が抜けて俺らの世代って感じだったから、これからの担い手って扱いで、たくさん現場で関わりがあったし、声種も違うからいっぱい共演もしました。
僕は実力もわきまえず、独りで勝手に「俺が地元・名古屋の、愛知の、東海の音楽界を変えてやる」とか、青臭くおこがましく息巻いて、がむしゃらに歌ってました笑
東京とか関西方面のクラシック界はずっと盛り上がっていたので。
それで結果、何かを成せたわけでは全然ないし、結局また東京に出てしまったけど、今振り返ればとにかくそういう若気の至りの日々がめちゃくちゃ楽しくて、その傍らにいつも裕介がいた感じ。
だから僕からしたら、裕介は「戦友」って思いも強いです。
なぜか裕介は勝手に慕ってくれて(まさか武将隊にまでついてくるとは…)いつも上手に立ててくれるけど、僕からしたら裕介のがよっぽど凄いやつなわけで。
彼の魅力はとにかく前向きなところ。
バイタリティに溢れて、いつも笑顔で、何にでもYESって答える。
無謀な事でも笑って挑んで、失敗しても凹たれずにまた挑んでが出来るやつ。
自分の間違いは素直に認めて、真っ直ぐに人の意見に耳を傾けれる。
「なんでいつも全裸なん?」ってこっちがアタフタするくらい無防備に剥き出しの自分で懐に飛び込んでくる。自己紹介全く要らん、全身で「僕、荒川裕介です!ドーン」なんよな。
そんなだから裕介のまとってる空気はいつも明るくて、自然に周りに人が集まってくるんですよね。
それだけなら別にほっとくんですけど、陰で人の何十倍も努力もするヤツなんで。
良い意味でタチが悪いっすよ…ほんと。
稽古後でも本番の前日でもバンバン仕事やって、フラフラ遊んで「なぜお前が今ここに!?」って事もよくありました。
「ケガするぞ!」「風邪ひくぞ!」「家で大人しくしてろ!」って何回言ったか分からない。
関係性的に兄貴風吹かせて「おいおい」「やれやれ」ってクールなフリしちゃうんですけど、自分と真逆の人間、出来ない事だから実は憧れてるとこがめちゃくちゃあります。
いつか凄いことをやる人になるんだろうなって昔からずっと思ってました。
で、ですよ。
8、9年くらい前かな?
「俺、東京に行くわ」あたりの時に、裕介が「団体立ち上げてめっちゃ楽しいミュージカルやりたい」って夢を語ってて。
まあ絶対にこいつは実現するだろうな、って思ってたらやっぱり即やりやがりましたね。
今回で第6回公演!?
もう尊敬しかない。
その時は、
「それ(団体)出来たら、良い役で呼んで?」
「何、美味しいとこだけ持ってこうとしてるんですか!」
なんて会話をしてたんですが、まさか地元にいない人間をマジでわざわざ呼んでくれるとは思わなかった。
オファーが単純に嬉しい
↓
演目も言わずに話進めていくのはさすが裕介
↓
でもテンション上がってその状況でOKした俺もアホ
↓
演目聞いて楽譜見て絶望したけど、とにかく気合いだけはスゴイ(今ここ)
プレイヤーとしての関わりだからあんまり表立って支えれないけど、舞台が成功して裕介が喜ぶならいくらでも歌う。
ノド壊れそうなくらい音高いけどな!!!
「吉田さんなら出ますよね?」
じゃねーよ!ばーかばーか!
こちとら20年以上バリトン歌手でやっとんねん!
稽古現場でも見ててハラハラする事は時々あるけど、ちなちゃんが万全のサポートしてるし、温かく見守りながら一緒に頑張りたいなと思います。
南(South)チームも凄い良い感じで連携取れてるし(俺の思い込みという説もある)、他のチームのキャストもアンサンブルも、皆の力で助け合って成功させたい。
そんな想いも募っています!
……。
うん、ただの恥ずいブログになってしまったな…
って事で、多分絶対面白いミュージカル『Play a Life』をお届けするので、リンク先から概要を読んでもらって、ぜひぜひお越し下さい!
感謝を込めて臨みます!