高校を卒業し、地元名古屋を離れ、大阪の音楽専門学校へ。



現在では、バンドヴォーカル、ソロシンガー、シンガーソングライターなどの専攻があるようですが、当時はヴォーカルテクニックコースというものしかなく、様々なジャンルのヴォーカリストを目指すものが一緒に授業を受けていました。

その頃GLAY、L'Arc~en~Ciel、LUNA SEA、SOPHIAなどのヴィジュアル系バンドのヴォーカルを目指す人が多かったですね!

僕は藤井フミヤや徳永英明を好んで唄っていたので、もしその当時コースが分かれていたら、ソロシンガーコースを専攻したことでしょう。

高校卒業前にアコギを弾き始めて、実はその頃から曲も作り始めていたんですが、全く自分の曲を唄おうなんて思ってなかったんですよね。

誰かにプロデュースしてもらってと考えてました。



なぜ自分の曲を唄うようになったかというと、1年の終わりに友人に誘われて初めてストリートライブに出たんです。

そして、その友人に「ストリートのベテランがおる」と紹介されたのが、元相方のボスこと佐野義智くんでした。

その時、「オリジナルはないん?」とボスに聞かれ、「あるよ。」と『HERO』の田中要次のように答えて唄ったのが始まりです。

それがわりと好評で、またその気になっちゃったんですね!(笑)

俺、絶対に褒められて伸びるタイプや!(笑)

みんな、聞いたぁ?頼むよ!?

絶対に褒められたい理由がそこにはある!

クーー!!



それからというもの、毎晩のようにストリートに出て、ストリートの楽しさ、弾き語りの良さにのめり込んでいきました!

実はストリートに出る前の僕は、色んなことがあって、目標を見失って、無気力状態が続いていたんです。

もしあの時ストリートに誘われていなかったら…。

またここで音楽にストリートに、そして仲間に救われたんですね!

ストリートに誘ってくれた友人に感謝します。



ちなみにこの頃よくストリートで唄ってたのは、ミスチル、スピッツ、サザン、福山、ブルーハーツなどで、僕たちの10メートル隣には、料理の専門学校に通う小崎宏悦さんがミスチルを唄ってましたよ!

この年の2月はお互い皆勤賞でした!(笑)



そして、オリジナルも増えてきた頃、ライブハウスからお声がかかり、天満DICEという日本一狭いと言われるライブハウスで初ライブ!

初ライブするに当たって、ボスこと佐野義智くんとアコースティックデュオ『EXIT』を結成。

それから本格的なライブ活動がスタートしました。



次回にTUDUKU…。





誰かこのシリーズの終わり方を教えて下さい。





明日は、大阪心斎橋酔夏男にて都竹宏樹presents『ジョニーのやっぱり人が好き! vol.4~大橋タカシさんの場合~』です!

みんな来てねー!



それでは皆さん良いサタデーナイトを!!

ほじゃバーイ!!