都竹宏樹オフィシャルブログ「ジョニーは本名ではありません」Powered by Ameba-1012070_1654_1.jpg

旅をスタートして数日後。

その日は札幌から函館に移動し、早速函館駅前でストリートライブ。

前日までの札幌駅とは違って、人通りはあまり多くない。それでも足を止めて聴いていただくことができて、その日もとても嬉しい時間が流れていった。

時間が経つにつれて、だんだん人通りも灯りも少なくなっていく。

どうやら函館の夜は早いようだ。

僕たちは適当なところでストリートライブを切り上げ、その日泊まる宿を探した。



おおよそ検討はついたが、駅前にはそれらしきものはない…。

タクシーの運転手さんに尋ねてみても、答えは…。

この旅、そして人生初の野宿を覚悟…。

旅をすると決めた時点で、そんな日が来るであろうことは重々承知していた。

とりあえず相方と二人野宿できそうな場所を求め、さまよう。



行き着いたのは、駅からほど近くの函館湾にあるふれあいイカ広場。

きっと地元の人に言ってもわからないだろうイカのモニュメントが建てられているふれあいイカ広場。

その広場に横になれそうな素敵なベンチを発見。

とりあえず寝床を確保した。

右には青函連絡船記念館摩周丸、目の前には函館湾、湾の向こうには函館山。人は誰一人といない。ちょっと離れたベンチに同じように相方がいるだけ。




寝床が決まったところで、この函館の海を眺めながら曲でも作るか!とギターを弾き、鼻歌を唄う。

すると、遠くの方から二つの影が…。

ゆっくりとこっちに近づいてくる。

まもなく僕のところまで来ると、その影の正体は、笑顔の素敵な40代夫婦だった。



その夫婦は、こんな夜中にこんなところで何をしているのか?どこから何をしにここに来たのか?などを僕に尋ねた。

僕は大阪から来たこと。ストリートライブをしながら旅をしていること。さっきまで函館駅前で唄っていて、今はここで曲作りをしていること。など一通り話をした。

すると、その夫婦は「もし泊まるとこないならうちに泊まりな!」と、そう言ってくれたのです。



僕たちはそのありがたいお言葉に甘えて、泊めていただくこととなったのです。





と、書き出したら意外と長くなってきたので、二つに分けてUPしますね!

とりあえずここまで。

続きは書いたらすぐにUPするので今しばらくお待ち下さいませ。

ほな一旦。

ほじゃバーイ!!