東京散歩へようこそ



東京散歩へようこそ


千葉周作道場跡は都営地下鉄岩本町A1出口から

靖国通りを首都高速方面に20メートル。

交番ありそこから右斜め後方の

一方通行を20メートルほど進み右手に学校跡地(千桜小学校)

フェンスの向こうに玄武館跡。

フェンスは自由にあけて中をみることができます。



NHK大河ドラマ龍馬伝( 福田靖 脚本)

ドラマでは千葉佐那(貫地谷しおり)は

江戸に剣術修行に来た龍馬と出会い、

しんしに剣に向かう龍馬の姿に思いを寄せていく

しかしドラマは歴史事実に基づいて描かれてますが

あくまでフィクションであります。

ドラマや小説で描かれない部分の龍馬の人生を

振り返りたい。



千葉定吉の二女佐那子は当時16歳、龍馬は18歳で、


入門直後二人は手合わせしたが小太刀免許皆伝の佐那子に

龍馬は歯が立たなかった。


小太刀に優れ、美貌で知られ「千葉の鬼小町」と呼ばれたという。

北辰一刀流桶町千葉道場に学びに来ていた

坂本龍馬と知り合い、後に婚約を交わしたとも

結婚したとも言われてます。


しかし龍馬はしだいに国事に奔走するようになり

活動範囲が西日本になってゆく

佐那子は江戸で龍馬の帰りをじっと待ったが


なかなか会えないばかりか龍馬はお龍と出会いそして結婚。

日本で初めての薩摩の温泉へ新婚旅行へでかけてる。


そのあいだも佐那子は待ち続け、そればかりか

龍馬の暗殺後も彼を想い続け、一生を独身で過ごした。

維新後は学習院女子部に舎監として奉職した後、

千住にて家伝の針灸を生業としてすごした。

佐那子は1896年(明治29年)59歳でひっそり亡くなっている。

いったん東京の谷中霊園に葬られるが


東京散歩へようこそ
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身寄りがなく無縁仏になるところ、

山梨県の民権運動家として知られる小田切謙明が哀れみ、

小田切家の墓地のある山梨県甲府市朝日5丁目の

日蓮宗妙清山清運寺に納骨されたという。


墓石には『坂本龍馬室』と彫られている。

「室」とは妻のことであります。