携帯電話を部屋でなくすときありますよね。
なくしたら電話かけて探しますよね。
その時はですね、難聴者は音がどこで鳴ってるかわからないんです。
着信音は鳴っているのに、どこにあるかがわからない。。。
見つけるのに10分くらいかかったこともあります。
人間は音が左右の耳に入ってくる時間の差で、音の発生している位置を特定するのです。
ですから片方の耳が聴こえなくなると、
このように音は聞こえるけど、どこで鳴っているのかわからないという状況になります。
これは、視界の外から話しかけられた時も同じことが起きます。
私は自分の名前を呼ばれると、
なに?(要件確認)の前に
どこだ!?(場所確認)
となります。
この時、私を呼んだ人の場所を目で見て確認するまで、どこから呼ばれているのかわかりません。
何度名前を呼ばれても位置を特定できません。
わからないふりをしていると思われるかもしれませんが、本当にわからないのです。
この現象は声や音を聞きながらのスポーツの時も不利になります。
ご参考までに。