おかしいね

朝着ていくYシャツの色もすぐに決められない僕が

君を大切な人だと思えたのは

ほんの一瞬だった



おかしいね

いつも周りの空気が読めないって言われる僕が

君が今なにを考えているのかが

いつでもすぐにわかる



おかしいね

おかしいね

世界のどこかで貧しくつらい生活をおくる人達に無関心な僕が

君がうつむいて悲しげになると

胸の奥がぎゅっと苦しくなる



おかしいね

おかしいね

わがままばかりでいつも家族に心配かけてる僕が

君のことだけは自分の全部をかけて守りたいと思えた



おかしいね

君といると楽しくなる


おかしいね

君といると素直になれる


おかしいね

君といると涙が出てくる


おかしいね

君といると幸せになれる




おかしいね

おかしいね

おかしいね


いつのまにか

君と一緒に居ることが当たり前になって

いつのまにか

君の居ない僕の存在が考えられなくなった



おかしいね

おかしいね

おかしいね


いつのまにか

僕はずっと

君のことが好き
少しだけ

少しだけでかまわない

僕の気持ちに気付いてくれないか



少しだけ

少しだけでかまわない

僕の瞳を見つめ返してくれないか



少しだけ

少しだけでかまわない

僕の指先に触れてくれないか



少しだけ

ほんの少しだけでかまわないから

君のなかに

僕のカケラを留めておいて欲しい



抱き合うことは叶わなくても

君のなかに居ることで

僕が生きる意味になる



少しだけ

ほんの少しだけでかまわないから



少しだけ

僕を

少しだけ
明日の天気だって

まったくわからないっていうのに

ふたりの未来のことなんか

僕にわかるわけないだろ?


君の気分も夏空のように

とても変わりやすいから

僕はいつもとまどってしまうんだ


待ち合わせの朝は

澄んだ青空のような笑顔で

やさしく笑いかけてくれる

なにげない僕の一言に気まずい空気の午後は

君にも僕の上にも

どんより曇り空

別れの夜

突然君の頬に涙雨

また会おうねってその頬に軽くキスしたら

ちょっと笑顔が見えたかな?



晴れのち曇り

ところによって一時雨

ときどき笑顔晴れ


明日の天気より

二人の未来より

君が見せるその一瞬の笑顔が

僕はいつも気にかかる

ふくれ顔も涙顔も

予想もできないその一瞬が

天気予報なんかより

僕にはすごく大切なんだ



いつまでも君のきれいな晴れ笑顔に逢えるように




『またあした。』