遅い時間の夕飯は食べたほうがいい? | パーソナルトレーニングスタジオ『BEAUTY & STRENGTH』公式ブログ(旧)
パーソナルトレーニングスタジオ
BEAUTY & STRENGTH 表参道

*1日4名様限定*
スリムで引き締まったボディをつくる、女性のためのパーソナルトレーニングスタジオ(完全個室&予約制)

◆ 体験レッスンのお申し込みはこちら
◆ スタジオ紹介
◆ コース内容
◆ 料金システム
◆ お店までのアクセス


クローバー 入会キャンペーン実施中 クローバー

体験日にご入会の方
入会金 30,000円0


会社帰りにジムに寄る方は多いものです。

その時に気になるのが、夜遅くなってしまった場合の食事です。



お腹は空いているけれど、遅いから食べない方がいいのか。

食べてしまったらせっかくのトレーニングが無駄になるのではないか。

夜8時以降に食べたら太るのではないか。

そのような不安があります。



私の答えは「どんなに遅くても食べた方がいい」です。

夜の8時以降でも、仮に深夜を回ってしまったとしても食事はとった方がいいです。

夜食べないと逆に太る、というのが私の考えです。



これは以前からお伝えしているように、食事を抜かすと筋肉が減ってしまうからです。

筋肉が減ると基礎代謝も下がるので、太りやすい体質に変わってしまいます。

空腹というのは筋肉の最大の敵であり、1食抜かしただけでも筋肉は減ります。


ですので、筋肉が減るくらいであれば、少しくらい太っても夜はきちんと食べた方がいいです。

失った筋肉を取り戻すには大変な努力を要しますから。




そもそも、なぜ夜遅くに食べると太ると言われるのでしょうか?

一般的には

寝ている間はエネルギーは使われないから。

夜中は脂肪を蓄積するホルモンの分泌が盛んだから。

と言われています。

もちろんそれらも肥満に関係していると思います。


しかし


最も大きな理由は「筋肉のインスリン感受性が低下していること」にあると思います。


インスリン感受性。


あまり耳にしないワードかもしれません。

インスリンはすい臓から分泌されるホルモンの一つ。

栄養素を筋肉や脂肪細胞に送り込む働きがあります。

この時に、筋肉脂肪細胞のどちらが、インスリンへの反応(インスリン感受性)がよくなっているかが重要です。

反応が良い、つまりインスリン感受性が高まっている方に栄養素は多く運ばれます。



筋肉のインスリン感受性が高いのか。

脂肪細胞のインスリン感受性が高いのか。



普段から運動をする機会のない方や、太り気味の方の場合は、脂肪細胞の方にインスリンは優位に働きます。

太っている ⇒ 食べる ⇒ 脂肪細胞に栄養が蓄えられる ⇒ 太る ⇒ 食べる ⇒ 脂肪細胞に栄養が蓄えられる ⇒ 太る 

という悪循環です。


逆に


定期的に運動をしていて、ある程度筋肉のある方の場合は、筋肉の方にインスリンは優位に働きます。

つまり、食べた物が脂肪として蓄積されにくくなるのです。



会社帰りにジムに寄るわけでもなく、お腹が空いてラーメンをがっつり食べた場合は太りやすい(インスリンが脂肪細胞に優位に働きかけるため)。

しかし

ジムでのトレーニング終わった後に、ラーメンをガッツリ食べても太りにくい(インスリンが筋肉に優位に働きかけるため)。


というわけです。


特にトレーニング後は、筋肉のインスリン感受性がもっとも高まっているタイミングです。

トレーニング後30分間はゴールデンタイムと呼ばれるのは、インスリン感受性が高く、筋肉に栄養素がどんどん送り込まれるからなのです。

運動直後にプロテインやアミノ酸、糖分を積極的に摂るのもこのためです。

お菓子を食べるなら、このタイミングに食べるのがいいです。



食べても太らない人は、身の回りに1人か2人は必ずいるものです。

遺伝的な要素を考慮しなければ、筋肉がきちんとあるかどうかが太りにくさを決定する大きな要因の一つです。

やはり運動という選択肢は避けて通れません。