こんにちは！
綺麗でスリム、そしてメリハリのある女性らしいカラダを目指すパーソナルトレーニングジム『BEAUTY & STRENGTH』の浅野です。
ウォーキングはヤセますか？(通勤時の徒歩を含む)
というご質問にお答えさせて頂きます。
まず結論から申し上げますと、ヤセます。
ただウォーキングに限ったことではなく、ランニングでも水泳でも、自転車でも、ダンスでも、どんな有酸素運動でもダイエット効果はあります。
問題なのは、それを「継続」するかどうかの問題になります。
まず継続することを前提として
では、どれだけのダイエット効果があるのか気になるところですね。
まず、衝撃的な結果に驚かれる方も多いかと思いますが、歩くのと歩かないのではその差は歴然です。
例えば、体重50kgの女性が、通勤で往復30分歩くとしましょう。
これを仮に365日、毎日繰り返すとどうなるでしょう。(休日も歩くとして)
なんと
5kgもの体脂肪が減る計算になります。(実際には半分の2.5kgくらい ※詳細は後述)
もし２年その会社に勤めれば10kgです。
３年、４年勤めればそれはそれはもう想像を絶する値です。
※実際にウォーキングは、糖質と脂質の両方をエネルギー源としていますので、減る体脂肪は半分ほどになります。それでも決して小さい数値ではありません。
逆にどうでしょう。
タクシーを頻繁に利用していたり、ご自宅と駅との距離が極端に近かったり、自宅でお仕事をされている方など、ほとんど日常的に歩く習慣のない方は、それと逆のことが当然起こりますね。
1年で5～10kg太るのは、不思議なことでも何でもなく、当然のことなのです。
もう少し詳しく知りたい方は以下の計算式をご参照ください。
50kg x 4METs(安静時に対する相対的運動量) x 0.5時間 = 100kcal(消費カロリー)
100kcal x 365日 = 36,500 kcal/年
36,500kcal ÷ 7,200kcal(体脂肪1kgの熱量) = 5.07kg (体脂肪量)
計5.07kgの体脂肪が減る計算になります。(実際には半分ほどになりますが、2.5kgほどは減ります。)
毎日の通勤の何気ない歩きが、年間トータルにしていくと、物凄い積み重ねになるのが分かるかと思います。
なお、当然のことながら「歩いても全然瘦せないんだけど？」という方もいらっしゃることかと思います。
それはダイエットはあくまで【カロリー収支】で決まりまるからです。
いくらたくさん歩いても、消費カロリーを上回る量の食事をしてれば、体重計の数値が下がることはありません。
しかし、それでも歩かないよりはずっとマシです。
１歩でも、２歩でも歩いた分だけ人間はカロリーを消費し、脂肪を燃焼しますので、少なからず細胞単位でカラダは変化しています。
だからこそ継続が大切なのです。
ダイエット失敗の主な原因は私は「短期的に結果を求め過ぎること」にあると思っていますので、
こうした人間らしい日々の積み重ねや、カラダの根本的な原則を無視して、数週間あるいは、たった１～２ヶ月で大幅にダイエットをすることに強い疑問を持っています。
常識から考えても、それはおかしいはず。
部屋の掃除にしてもそう。
汚す方がラクで、片付ける方が大変なはず。
カラダもそう。
太る方がラクで、ヤセる方が努力を必要とするはず。
それなのに、あたかも「数週間でマイナス〇〇kg！！」「〇〇するだけで痩せる！」というのは少し都合がよすぎますし、表に出ていないだけでほとんどの方がリバウンドしています。(先日もメディアで大問題になりましたね)
たくさん動く、正しく食べる、ぐっすり寝る、よく人と接する。
こういった人間の根底にある原則を無視していたのでは、いつまでたってもスリムなカラダにはならないと私は思いますし、一時的な栄光で終わってしまうことは言うまでもありません。
タクシーやバス、車といった移動手段は出来る限り必要最低限にとどめ、できるだけ多く歩く機会をつくってみてください。
女性の定番の悩みである足のむくみも良くなり、気持ち的にもスッキリしますよ！
二本の足は、二人の医者。
BEAUTY & STRENGTH表参道は、みなさまの明日の健康と美を心より応援しております。
浅野