発音力について1 1番大切なのはアクセント

あの人は発音がいい、と、褒められる人がいます。
では、発音がいい、そう聞こえるのはどうしてでしょう?
具体的に発音がいい、
というのはどういう発音のことでしょう?

おそらくそれはほとんどの人にとって英語圏で育ち英語を第一言語または母国語とするネイティブスピーカーと同じように聞こえる発音のことでしょう。

ではそのように聞こえる原因は何なのでしょう?

第1にアクセントを置いていることです。
英語圏にも様々な国地域があり、それぞれの場所及び人で、発音には多様性があります。

しかしながら、ネイティブスピーカーのほとんどの人はアクセントを置いて英語を発音します。

どういうことかと言うと、
地球上の言語は全て、
アクセントタイムドリズム
(意味を強調したい単語にアクセントを置いて発音のリズムを作る)、
シラブルタイムドリズム
(アクセントがあるにはあるが、顕著でなく、全ての音節がほぼ均一に発音されリズムを作る)、
この2つに分けられます。

英語はアクセントタイムドリズムです。
したがって強調したい語にアクセントを置いて発音をするのが望ましいです。
他方、日本語はシラブルタイムドリズムです。
アクセントを置くにしても英語ほどの厳密さは求められません。

したがって、
アクセントタイムドリズムで発音するために、
意味を強調したい単語にアクセントを置いて発音することが、ネイティブスピーカーと同じように聞こえる発音をしていると言える第1の要因です。
そしてこれが何よりも大事なのです。