■今日のニュース
Heat waves hit Japan
Many places in Japan have been suffering from extreme heat this summer. On August 12, the temperature went up to a national record of 41.0 degrees Celsius in Shimanto, Kochi.
■重要語句・イディオム解説
・heat wave 熱波、猛暑の期間
・hit ~を襲う、攻撃する、~に打撃を与える
・suffer from ~ ~に苦しむ、~を受ける、患う、負う
・extreme 極度の、極端な、過激な、最先端の
・temperature 気温、温度、体温
・go up to ~ ~まで上がる
・national 国の、国家の、全国的な、国内の、国民の
・record 記録、経歴、最高記録、レコード
・~ degrees Celsius ~℃、摂氏~度
■対訳
「猛暑が日本を襲う」
日本の多くの地点で今夏、猛暑に襲われている。8月12日には、高知県四万十市で、国内最高記録となる41.0度まで気温が上昇した。
■訳出のポイント
タイトル・本文にある「heat」は、ご存知の通り、「熱、熱さ」「(熱いものの)温度」「暑さ、高温、暑い天気[気候、季節]」「~を熱する、温める」などの意味で知られる基本単語です。
今回の場合は、「暑さ、高温、暑い天気[気候、季節]」の意味で使われており、タイトルでは後ろに「wave」(=「波」)という単語を伴って、「heat wave」=「熱波」「猛暑(の期間)」となり、本文ではこの部分が「extreme heat」=「極端な暑さ」→「猛暑」と言い換えられています。
本文前半にある「suffer from」は、「<病気など>にかかる」「<傷など>を負う」「~に苦しむ」「~を患う」などという意味の頻出イディオムで、これを踏まえて本文1文目「Many places in Japan have been suffering from extreme heat」の部分を訳すと、「日本の多くの場所が猛暑に苦しんでいる」→「日本の多くの地点で猛暑に襲われている」となります。
本文2文目にある「go up to」ですが、「go up」で「<物価・温度などが>上がる」「<価値・質などが>良くなる」「上がる」「登る」などの意味になり、「rise」(=「登る」「上がる」「起きる」)とほぼ同義語に当たり、これに「(数字・時間・期間などが)~まで」という意味の前置詞「to」が付いて「go up to ~」で「~まで上がる、上昇する」という意味になります。
■記事の詳細
12日に国内過去最高の41度の気温を観測した高知県の四万十市西土佐では、13日、気温が40度ちょうどに達し、4日連続で40度以上になりました。
西日本や東海などでは猛烈な暑さが続き、気象庁は、無理な運動や作業は控え、こまめに水分を取って熱中症に一層注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、日本付近は高気圧に覆われてほぼ全国的に強い日ざしが照りつけ、気温が上がっています。
12日に国内で最も高い41度を観測した高知県の四万十市西土佐では、13日午後1時8分に40度ちょうどに達し、今月10日から4日連続で40度に達しました。
国内で40度以上の気温が4日連続で観測されたのは初めてということです。
今回の暑さは少雨の影響もあるとされ、高知地方気象台によると7月の西土佐江川崎の月間降水量は44ミリと、平年の327.6ミリを大きく下回り観測史上最少。
8月も12日までの降水量は2ミリだったのですが、その中で13日午後2時過ぎから雷雨となり、気温も一気に20度台に下がったということです。
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