正露丸は一般名称です。 | シャルマンの故郷 Powered by あの社長

正露丸は一般名称です。

皆様こんばんは!
いかがお過ごしでしょうか?
シャルマンを休んで私はキングオブコント2014を魚が死んだような目で凝視しておりました。
まぁ各芸人さん苦労もされているし努力もされているだろうし人生いろいろあると思います。
しかしあの台風の夜に起きた事だけを私の独断と偏見と誤解とコンプレックスで解説及び感想を書いて行こうと今決めました!
私の毒舌と舌鼓と饒舌と舌打について来てくれる人だけ先へ進んでください。

総評
いきなり総評です。
全体的にはすごくレベルも高くてみなさんよく作りこんでいて努力していて真面目にやっているなぁという印象です。
コントという事で言えばすごく今回は充実している大会だったと思います。
が、
がぁ
が~しかし…
なぜか爆笑は出来ませんでした。
その原因は5つか6つあると思います。

原因①ネタ前のVTR(経緯)でだいぶマイナスだったり勝負が決まっていた。

→ネタ前に過去にいじめられていたから見返すとか、借金あるから返すとか、何年も売れてなかったから今回は勝負だの…
がぁ!!!!!!あほかぁ!!!!!
そんなん見てからネタ見ても笑えるわけないでしょうが~!
これから笑いを取る人間が同情を先に取っていたら目も当てられません。
せっかく頑張って作ったネタを披露する前に自分で自分の首を絞めるようなVTRを流されて怒るどころかそれで勝ち上がろうと勘違いしている。
決勝進出で泣いているVTRとかいじめられていたとか…
本当の芸人ならば自分のネタが最高に面白くなるようにその他の部分(紹介VTRとかネタが終わったあとの絡みとか)も徹底的に面白くしないと~!
苦労していてもそれを見せないかor苦労を面白おかしくネタやネタをやる空気の糧にしないと~!
たのむわ~

原因②なんかよく出来過ぎていて知的な感じが出ちゃってる。
→コントだから芝居がちゃんと出来ていないといけないのですが…
ここからは私の好みですが基本的にはコントは笑いがメインでいなくてはいけないと思います。
時には上手く行かなかったり芝居やセリフを上手く行くというより笑いを優先するという事も必要というか…このニュアンスはすごく難しいのですが、練習したのが見え過ぎるとちょっと引いちゃうという事もあるのかな…と。
もちろんたくさん稽古を積み重ねてしっかりやらなきゃダメなのですがそれが見えてしまっては気持ちも冷めてしまします。
そういう意味ではネタの打ち合わせ風景とかも本当は見せない方が良いと思います。
なんか見ていてすごくみなさん真面目だなっていうのが出ちゃってるのが少し気になりました。
昔話で恐縮ですが志村けんさんが東八郎さんにコメディアンはクイズ番組に出ちゃいけない。コメディアンは頭が良いと思われたら終わってしまうと言われて一切志村さんはクイズ番組には出ないという。バカな事をわざとやっていると感じられたら単純に笑えなくなるという事で計算しているのはわかるけどもうすこし見ている人を騙すくらいな演技も必要かと。
とにかくネタもそうだし終わってからのコメントも基本真面目過ぎて冷めてしまう。

原因③私自身シャルマンでこういう風に書く為にちょっと引いて冷静に見てしまっている。
→分析とか解説とかお笑いを見る上ではとても邪魔でバカな事です。やめた方がいいです。

というわけで一組一組の解説もしようと思ったのですが総評が長引いたのでまた気が向いたら書きます。

つくづくお笑い芸人を目指せば良かったと思っていた20代が走馬灯のように駆け巡るであろうと考えていた30代がすでに中盤に差し掛かっているという現実を40代になったらどういう風に感じるのかを考えながら…タトラスのダウンジャケットを買いに行こうと思います。

次回3104さんが「2014年の流行語大賞を発表」という事で!!!