5ヶ月前、僕は大好きだった彼女と別れた。

彼女に手紙を書いた。

ごめん。好きな人ができた。

この文章を読んだ時、彼女はどう思ったのだろう。

 

僕たちは高校の同級生だった。

三年の時に同じクラスの隣の席だった。

その時の担任はとても怖い先生で席替えも1年間なく、出席番号順のまま。

けれども、僕ら2人はむしろそっちの方が良かった。

そこで出会った僕たち2人。

卒業して、大学生になった。

大学は違ったけれども、週に1回はあって話をしたりしていた。

大学3年になり、同棲し始めた。

毎日本当に楽しかった。笑顔が絶えなかった。

 

ある日、僕は彼女の誕生日のプレゼントを買いに行くために、大きなショッピングモールに1人で出かけた。

プレゼントを買って歩いていると突然、体の力が抜けていき膝から崩れ倒れた。

近くにいた人の声。定員さんの声。

その声も薄れていき僕は気を失った。

 

目がさめるとそこは病院。

担当の先生に、余命宣告された。

ただ、彼女の元にはまだ連絡がいっていなかった。

僕は悩んだ。僕はもう長くない。彼女の将来を考えた。

そして考えたのが、忽然と姿を消す事だった。

これで俺が死んだのを知ったら、あいつは一生他の男と付き合わない。

結婚しない。

そう思って、わざと嘘の手紙を書いた。

 

あれから数ヶ月。

僕の余命宣告された日まで、残り二日。

あいつは何をしているだろう。

元気かな?笑ってるかな?

 

いつまでも笑っててな!

幸せに生きろよな!

僕は神に彼女の幸せを願った。

 

 

そして僕はあの世へと旅立った。

 

 

何を言いたいか。

それは後悔しないように今を大切にしろという事。

人間いつ死ぬかわからない。

だから今やれることを全力でする事が大切なんだ。

 

僕はそう思う。