母が亡くなって、8ヶ月が経過した。
当初ゲッソリしていた父も、最近は体重が増えて顔色も良くなり、少し安心している。

今年に入ってのコロナ騒動で、海外に住む不便さを身をもって体験した。
いつでも日本と行き来できる生活は、絶対ではなかった。
国境の重み。。実際に今の状況では出入国の条件が難しすぎる。

早く以前のように世界が不自由なく行き来できる日が来るのを祈るばかり。

この数ヶ月で見た母の夢を覚書にしておきたい。

1つは、1番ふくよかな頃の母に、私がうどんを作ってあげるというもの。
母より前に作ってあげた人は「美味しい」と食べてくれて、次は母に作ってあげようとしている夢。
「ちょっと待ってね」「すごい美味しいよ」などと会話をしていた。
夢の中の母は幸せそうに感じた。

もう1つは、少しスリムな頃の母。
外出用の服を着て、私の隣に座っている。
そして私がやる事や、考えている事を
「それでいいよ」と優しく肯定して見守ってくれる夢。
でも、言葉で伝えられたのではなく、母を見て私がそう感じるという夢。
その夢の母もとても穏やかだった。

父は母の夢を全然見ないというけど、私のとこには来てくれるみたいで、嬉しい。

また、いつでも夢に出てきて欲しい。

時間が経てば経つほど後悔することが思い出されて、いまだに涙もよく出る。
お母さんはさみしくなかったかな。
辛かっただろうな。
ああしてあげればよかったとか、
私が日本に住んでいれば、全然違う20年という時間を過ごすことができただろうなとか。

どうしてもフッと浮かんでくる。

どうか、今は自由に幸せでいてほしい。