姫に限らず、一般論から言っても、

どんな過去をひきずっているにせよ、

女性が最も憎んでいるのは、男性側の秘密だと言うのが、

貧困な恋愛経験なりに、私が、これまでに学んだことです。

どんな秘密を持っているかわからないような人物とは、付き合いたくないという心理ですが、

そんなことは神のみぞ知る話であって、

無条件に信用して交際したり、結婚したりしている人たちがいるというのは、

私から言わせれば、妥協の産物に過ぎないわけです。

「たぶん、この人は安全だろう」というのは、あくまでも仮定の話であって、

私から言わせれば、「いったい、そんなことを誰が保証するんですか」と言いたいところです。

「うちの彼氏は」or「うちの旦那は、天下無敵だ」と誰もが思っているので、

そういう私だけの特権は、そういう女性たちからしてみると、

非常に痛いところをつかれているような形で、

「たぶん、安全だろう」に過ぎない話の、「完全無欠だ」へすり替えが、

彼女たちの心中では、常にフル回転で、行なわれているんじゃないかと思われます。

それが、引いては、ゆえなき憎しみや、敵意となって表れたとしてもおかしくはないです。

中身がなんであろうと、肝心なことは、「秘密がないこと」それ自体であって、

女性側としては、それに匹敵する、男性の信用はないわけです。

そうなると対等の関係になるためには、女性側の秘密の暴露というものが、必要条件となってくるわけですが、そういう意味で、前回、前々回の女性たちは、非常に秘密主義的であったわけですが、比較的、正直になんでも暴露していたのは、5年前に、麻雀荘でお付き合いしていた既婚の女性でした。

それを考えると、姫的には、最終的な一騎打ちの相手は誰なのかというと、未だに、いつでも会える条件下にある、その女性なのではないかと思われます。

まあ、姫自身が、直接、会って対決するというわけにはいかないですが、私の頭の中で、2人の女性が、私の奪い合いをしているような形です。

「さあ、今、お前は、完全に自由の身だ、どちらを選ぶかは、お前の一存にかかっているぞ」という状況下に、かくして、今、置かれることになっているわけでございます。

前回のイベントでは、姫自身の恥ずかしい、お仕事の場に踏み込んでしまったことで、「清純派を証明する」という、内なる誓いの言葉がもれておりました。私に言っているというよりは、自分に言い聞かせているというような印象でした。

裏を返すと、「私には、隠し立てするような秘密は何一つない」と言っているようにも聞こえます。ただ、一方では、たくさんのファンを抱えている立場では、非常にはっきりと、本音とタテマエを使い分けておりますが、上に述べたような、特殊な条件下に置かれている私への挑戦状のようでもあり、あるいは、5年前に私が雀荘でお付き合いしていた既婚の女性への挑戦状のようでもあります。

明日に控えております、ノーレート雀荘のゲスト枠は、かなり、以前に述べた通り、「一発・裏ドラ」なしの、姫の所属している団体と同じ固いルールを採用している反面、お色気麻雀的な要素も取り入れている雀荘のゲスト枠です。特徴としては、とにかく女性スタッフが多いです。しかし、料金的には、一ゲーム、500円の平均的な、ノーレート雀荘で、姫と他の女性スタッフのどこが違うかと言えば、採用しているルールへの本気度が全然、違うといったところでしょう。あくまでも、重点が麻雀に置かれている点だと思います。実は、私は、そのルールで姫と打ったことが一度もないので、その辺に対する意気込みが、人一倍、大きいことは、何となく、想像がつくところであります。まあ、そういう意味では、私は、まだ、姫の本当の姿を一度も見ていないとも言えます。先週の土曜日に行われた、姫の団体のタイトル戦の予選も非公開でしたので、まあ、姫の「麻雀観」みたいなものが、同卓することで垣間見えるかもわかりません。そこには、「清純派」としての姿も含まれているので、「清純派を証明する」対局だとも、ある意味で、言えるでしょう。なにしろ、前回のイベントのルールが、麻雀を滅茶苦茶に破壊するものだったので、非常に、対照的と言えば、対照的であり、そういうところに、真意があったとしてもおかしくはないでしょう。あるいは、私が5年前に打っていた雀荘は、「一発・裏ドラ」はもとより、赤ドラ入りの平均的な雀荘でしたので、そのあたりも、姫の麻雀魂をより燃え上がらせる要因になっているかもわかりません。