5月いっぱい、もとい、6月いっぱいで、大家のダイエーの閉店にともない、移転が決まっている、地元の麻雀荘ですが、開業までに、一時的なブランクがありそうな気配で、

その点が、「How Long」状態になっております。

そういう普遍的な、男の気持ちを、「How Long」という楽曲が代弁してるんだよー、という解説が、何だか、あまり理解されない様子のカサンドラさん状態の私ですが、

第三者的には、そういうことを言っている私がアスペだということらしいです。

アスペだと言われつつ、しつこく解説しますと、

JD・サウザーのアルバムは、ファースト・アルバムが最も、そういう意味では、普遍性の高い、アルバムで、その後、4年おきくらいに、計4枚のソロ・アルバムを発表しておりますが、

親友のグレン・フライが在籍しているイーグルスの活躍などとの兼ね合いもあって、

徐々に、ポップな傾向に方向転換していき、

サード・アルバムの「You're Only Lonely」で、赤裸々な失恋ソングの数々を展開して、

大ブレイクすることになります。

ジョン・レノンの楽曲などもそうですが、シンガーソングライターの楽曲は、

私小説的な傾向が高いほど、より、ストレートでシンプルなわかりやす楽曲になる傾向にあるようです。

そういう意味で、最も、遊び心にあふれる、自由度の高いアルバムが、

その延長線上にある、4枚目にして、初期のラスト・アルバムである、「Home By Dawn」ですが、そこまで行くと、ファン・サービス的な領域になっていくので、同アルバムの代表曲、「Go Ahaed and Rain」が、全否定の憂き目にあうような形になるのは、ある意味でしかたないかなあとは思います。

まあ、そういう意味では、最もバランスがとれているアルバムは、「You're Only Lonely」かもしれません。

結局、第三者的には、その他のアルバムからのエントリーは、最後までカサンドラさんで終わってしまう運命にあるのかもしれません。

そんなわけで、「How Long」も地味で、イマイチわからないという第三者的視点から、そういう心情を「You're Only Lonely」アルバムで解釈しなおすと、まあ、どこを切っても、「How Long」なアルバムなのですが、彼の代名詞的な名曲である、1曲目のタイトル・トラックに続く、2曲目の「If You Don't Want My Love」などは、ラテン調のアレンジが特徴の、ちょっと面白い曲です。

私も、彼の血液型は知りませんが、「If you don't want my love, there's nothing I can do」と歌っているところに、巻き込まれ男の真骨頂とも言える部分が、よく現われております。

「If You Don't My Love」と言うのは、「このアルバムが理解できないなら」と言うような意味に解釈することもできるので、その点が面白い暗示になっているのは、特筆に値する点だと言ってよいでしょう。そういうところに、彼の、このアルバムにかける特別な意気込みみたいなものを感じることができるわけです。アルバム・ジャケットが、うつむいた「残念ポーズ」になっているところが、非常に自虐的で、この曲の意味するところをよく表しております。