私の依存症的傾向のルーツをたどると、

例の某有名銀行員の方とのお付き合いの時点から、すでに始まっていることがわかります。

浮気こそ、一度もしなかったものの、極度の甘味中毒に陥っておりました。

一番、ハマったのが、サントリーのクラフトボス・シリーズの

500㎖のペットボトルのカフェオレでした。

よく覚えていませんが、一日に、2~3本、消化していたんじゃないかと思います。

いや、だんだん、思い出してきましたが、職場の近くのスーパーで、昼休みに、必ず、一日に、4本くらい、買っておりました。

なので、甘味中毒としては、相当、重症だったことがわかると思います。

もはや、糖尿病の一歩手前と言っても過言ではありません。

まあ、そろいもそろって、美人の典型ばかり追いかけているので、そういうことになるわけですが、「美人と付き合うことは、そんな甘いもんじゃないんだよ!」ということを、如実に表していることの、具体例の一つでありました。

どんな形態であれ、依存症であることには変わりはないので、私の中では、甘味中毒と浮気の間には、何の違いもないわけです。

その典型みたいなのが、タイガー・ウッズみたいな人だと思います。

私も、ウェイトレスの方の時の場合は、実際に行動にまで現れるほど、重症でしたが、現在は、妄想の範疇で制御できております。

しかし、私は、どちらかと言うと、物質的な依存症のほうが、依存症としては重症のような気がするので、そういう段階を踏んでいるというのは、徐々にフェイドアウトする方向に向かっていることの表れであったように思われます。

甘味中毒の先には、依存症としては、最も重症な、いわゆる「食べ吐き」の人々の姿が透かして見えてきます。

以前にも触れましたが、「食べ吐き」というのは、過食症の人たち行動形態のことで、満腹になっても満足感が得られないので、食べては吐き、食べては吐き、ということを繰り返すようになるという、恐ろしい病態です。

当時は、何の違和感もなく、私も、カフェオレにハマっておりましたが、今、考えると、1日、4本は、半端じゃねえなと自分でも思います。

どっちが典型的な依存症かと言ったら、どう考えても、カフェオレのほうでしょうと私は思います。

まあ、浮気のほうが、一見、派手に見えるかも知れませんが、どちらのほうが、より病的がというか、中毒性が強いかと言うことで言えば、そういう結論になると思います。

500㎖のカフェオレ、4本なんて、今だったら、想像しただけで気持ち悪くなりますが、それが普通だった時代があったわけです。

そういうことを、もうちょっと、客観的に考えていただきたいところです。

まあ、精神科医の先生なら、間違いないく、カフェオレのほうが重症だと言うでしょう。

私も、昔のことなので、すっかり忘れておりましたが、今、思い出して、ぞっとしたような形です。

半分、覚せい剤みたいなもんです。

覚せい剤の患者は、みんな、そうだと思いますが、内面の苦しさに対する自覚症状がないわけです。

もう、習慣になってしまうと、それが普通になってしまうわけですが、全然、普通じゃないことは、第三者から見たら明々白々なわけですが、本人はあくまでも、自分は普通だと思っているところが、より重症度の高いことの、ある意味、基準とも言えるわけです。

ああ、よく考えてみたら、2~3本どころじゃないと思い出して、今になって、自分でびっくりしましたが、ガチで4本、買っていた、そんな時代がありました。

もちろん、自分でも、そりゃ、まともじゃないと思います。