こんにちは
広島のあい歯科こども矯正➕ファミリー歯科クリニックの田中です
私のクリニックではTOM装置という口蓋にはめる装置を製作し小児から成人まで使用しています
この装置の原型は日本歯科大学名誉教授である
丸茂義ニ先生が考案されたBB装置なのですが、
今は先生からは独立してやっておりますので、
TOM装置という命名をいたしました
またこの装置や私の臨床から紐解いた理論を
TOM理論として命名しました
今回はTOM装置を装着して半年が経過した
お子さんのレントゲンを比較していただき
何を目標にして口呼吸と戦っているのかを
簡単にご紹介いたします
向かって左がBefore
向かって右がAfterになります
あまりレントゲンに馴染みがなければ
よく分からないと思うので、大切なポイントを
アップにしてみます
この赤丸部分ですが、
上気道が広くなっていますね(赤丸中央の黒いところ)
たしかに右は顔を持ち上げていますので
その影響もありますが、
軟口蓋(赤丸中央の気道の下にある三角に見えるところ)が形が違いますね?
Afterの方が引き締まって見えます
これは装置により咽頭機能が活性化された事が原因と考えています
実は多くのお子さんの軟口蓋(喉ちんこ)が機能不全に陥っているように思います
だからロウソクが消せない、風車が回せない子が増えたに違いありません
ではこの咽頭機能をバグらせたのは何か?
恐らく「丸飲み」です
軟口蓋を上げ下げする筋肉は喉を通過する食べ物の大きさや性上を学習し、その開度や動きを発達させます
恐らく丸飲みでは
いつも中途半端な位置に留まり口腔から咽頭にかけてズドーンと開けているのではないかと思うのです
この状況は
ウズラの卵やブドウはまるまる通過しますので
喉を詰まらせてしまいます
では昭和から現在までに食卓に起きた変化を
考察すれば原因が見えてきますが、
それはパン、肉の氾濫ではないですかね?
いわゆる欧米食は丸飲み傾向になると言わざるを得ないと思います
成人ですら塊肉はドロドロにすり潰せません
パンのグルテンは噛むと固まる性質を持ち、
また十分な唾液が出なければパサパサを無理やり飲み込むことになります
30回咀嚼という努力は子どもには通用するわけがありません
早く食べる教育も逆効果でしょう?
結果子どもたちは
無理やり飲み込む「丸飲み」を学習します
無理やり=代償
ですから、まともな機能は発達しないのです
では
口腔が咽頭といつも繋がっていたら何が起こりますか?
そう口呼吸ですね(^^)

