先日、アメリカで下院情報特別委員会の小委員会による公聴会が開かれた。
その議題は、未確認飛行物体。UFOである。
UFOに関する公聴会はおよそ半世紀ぶりとあり、世界から注目され、日本でも報道された。
アメリカ政府は昨年、米軍のパイロットらが遭遇した100件以上のUFO現象に関する報告書を公表しており、今回の公聴会で国防総省の高官は新たに同様の現象が400件以上にも上ると報告。
「地球外のものと示す材料はない」としながら、UFO現象の解明は依然としてできておらず、それらのほとんどを説明できないとした。
https://jp.reuters.com/article/idJPL3N2XA0KO(ロイター通信)
UFOや宇宙人は存在するのか? しないのか?
これは都市伝説ファンにはもちろん、人類にとっての永遠のテーマだろう。
筆者は、この地球という天体に人類という生物が暮らしている以上、他の天体にも生物がいるはずだと考える。
つまり、宇宙人は存在すると思う。
この説からすれば、数々のUFO現象は他の天体からやってきた宇宙人が乗っているか、あるいは操っているという推測が濃厚だ。
ただ、今回はそれとは違う説を紹介しよう。
まず宇宙人といえば、どんな姿を想像するだろうか。
テレビ番組や映画、オカルト雑誌などで紹介されるように、頭部が極端に大きく、目は大きくて黒く、口や鼻は極端に小さく、耳はない。
背丈は低く、手足は細くて、肌は白か灰色。
大抵、銀色のスーツに身をまとっている。
これは、「リトルグレイ」と呼ばれる代表的な宇宙人だ。
スマートフォンやパソコンで「宇宙人」と検索すれば、ほとんどのこの顔👽に変換されるほど、日本人にもよく知られた宇宙人だ。
このリトルグレイの正体は何なのか。
他の星から来た宇宙人なのか。
それとも…。
ここで、この地球という星の未来について考えてみたい。
今後、さらに技術が進歩すると、人類の生活はどんどん変わっていくだろう。
肉や魚、野菜を食べなくても、カプセルひとつでいろんな味を楽しんで、満腹になる技術が開発されるかもしれない。
すでに人体にチップを埋め込む技術が始まっているように、指を少し動かすか、頭の中で考えるだけで、テレビやパソコン、エアコンのスイッチを入れられるようになるかもしれない。
ドラえもんの「どこでもドア」のように、行きたい場所へ一瞬でテレポーテーションできるようになり、たった一日で世界一周旅行ができるようになるかもしれない。
ここで問題なのは、これらのことが現実になるか否かではなく、人類は生活や習慣に合わせて進化する動物だということだ。
つまり、どうなるのか。
カプセルばかりを服用していたら、歯でかまなくなった口は退化する。
頭の中で家電を操作したり、行きたい場所へ一瞬で行けるようになれば、体を動かさなくなり、使わない手足は縮み、代わりに、考える脳と目は進化する。
太陽の光にも当たらなくなるため、肌の色も変わる。
そう、その姿は、リトルグレイそのものだ。
人類の成れの果ての姿だ。
つまり、宇宙人は未来の人類という仮説が成り立つのだ。
アメリカ大統領の就任式や、世界を揺るがした事件や大災害のときに、テレビ中継の映像にUFOが映ったという話がよくある。
2013年、ロシアのチェリャビンスク州の上空に隕石が落下し、大爆発を起こした際には、隕石の近くを飛ぶUFOの姿をカメラがとらえ、話題となった。
これは、人類が何百年、何千年後にタイムスリップという技術を実現させ、UFOという乗り物に乗って、歴史的な出来事を見にタイムトラベルに来ているのではないだろうか。
筆者は、前述したように地球以外の天体が存在するという説を信じているが、今回紹介した「宇宙人の正体は未来の人類」説が正しければ、自分の祖先がいつか時間旅行を楽しめるという事になる。
いずれにしろ、UFO、そして宇宙人の存在に、壮大なロマンを感じざるを得ない。
筆者お気に入りのリトルグレイのフィギュア