人は等しく生をうける

果たしてそれは正しいことなのだろうか?

 
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ある日
家族は50まで生かせることを決断したとき

その間何も起こらなかったわけではない。

医師の間では
在宅介護で
何かトラブルが起こるのではないか?
と言う声もあった


正直あと命は数年ではないか?
そんな予測もあった。

在宅介護
特別な機器。

3年経つと入れ替えないといけない設備。

家族には金銭面の余裕はない。


度々症状が出ては
病院を行き来する日々


ただA子は他の子とは成長では劣るが、

確実に成長していく


家族もそれぞれ
成長していく

医療には前例が無いとまで言われた。

でもA子は何かある度に

家族の協力により

成長し過ぎていく日々。


これからのことを考えると
また大変だった。

A子は児童発達支援に通うことになる。

ようやく母に少しの時間ができるようになった。

一進一退ながら確実に進んでいた。

それとともに家族はまとまりをよりみせるのである。

(第13話へ続く)

※この話は取材を元に作成しております。
※会話等はフリーライターhiroの創作です。