本当は探していた別の絵本があって立ち寄った古本屋さんにて一冊、素敵な絵本との出会いがありました
👏👏💕
(ネタバレと個人的な見解含みます⚠️)
『ひとりぼっちのかいぶつと いしのうさぎ』
クリス・ウォーメル 作・絵
吉上恭太 訳
徳間書店

な、こわいかお してるだろ?
言葉では言い表せないくらいに醜い姿をした
誰からも、
動物からも、
天候や水たまりにすら
嫌われているかいぶつ、
さみしくて…さみしくて
友達が欲しくて作った石像ですら
ひとたびかいぶつが微笑めば崩れ、粉々に…
ところがどうしてか
ヒビひとつ入らなかった
うさぎ

🐇
誰に嫌われても、
何に見放されても
うさぎだけがいつもそばに居てくれた。。
一緒に踊ることも
体を揺らすことも
しなかったけれどかいぶつは
✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。✻*˸ꕤ*˸*⋆。
読み終えた時いちばん感動してたのは担任の先生で、
って、
胸に手を当てて言ってくださった

かいぶつはいつしか歳をとり、
ある日とうとう
すみかの洞窟から出てきません…
その日から雲が晴れ、
花が咲き、
木はすくすく、
逃げて居なくなった動物たちも戻った…
洞窟の周りは世界でいちばん美しい場所になったけれど、読み終えていちばん最初に生徒さんたちに聞いてみたかったの
「かいぶつ、居なくなって“良かった ”って思う…

」
教室のみんなが口々に
う~ん、、
って首を捻って
深い…
って呟いてくれたりとかして、
先生は、
かいぶつに作られた石のうさぎが可哀想…って思われたみたい、かいぶつが居なくなって洞窟の周りには草木が育ちつたが這い、うさぎになんて誰も気づかない…
