天使の屍 ~貫井徳郎 | 神戸の三代目

天使の屍 ~貫井徳郎

いつもびっくりさせられています、貫井徳郎の作品。

貫井 徳郎
天使の屍
★★★★☆

思慮深かった中学二年の息子・優馬がマンションから飛び降り、自殺を遂げた。
動機を見出せなかった父親の青木は、真相を追うべく、同級生たちに話を聞き始めるが…。
“子供の論理”を身にまとい、決して本心を明かさない子供たち。
そして、さらに同級生が一人、また一人とビルから身を投げた。
「14歳」という年代特有の不可解な少年の世界と心理をあぶり出し、
衝撃の真相へと読者を導く、気鋭による力作長編ミステリー。


この文庫本の帯に書いてあること、なるほどなぁと。
そのショッキングな内容で発売当時は”非現実すぎる”と評されたが、
今読むとズバリ現実を抉り取っている!!
まさに時代が要請した復刊である。

なんと、いちばん最初は平成8年に書かれた本だとか。
だけど、今読むと、まさしく今の世相を現している気がします。
大人からすると心を開かない子供。
ただ、彼らは彼らの論理で行動しているということが描かれています。

もちろん、貫井徳郎の作品、最後のサプライズもあります。