六番目の小夜子 :恩田陸 | 神戸の三代目(本棚)

六番目の小夜子 :恩田陸

恩田 陸
六番目の小夜子
津村沙世子―とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼 ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝 きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。

★★★★☆

先日、また大量に本を買い込みまして、
そのときに3冊ほど含まれてたのが恩田陸。
真夜中のピクニックとドミノですっかり魅了されてしまったのです。

その恩田陸のデビュー作品がこれ。

ミステリー・・、と思いきやどちらかというと青春モノなのかな?
高校という閉鎖的な空間で行われる伝承というか、何というか・・。
うちの高校にはあんまりなかったなぁ、そういう言い伝えみたいなもの。

ちょっと思わせぶりに書きすぎているところがあるけど、
エンターテイメント性の高い作品でした。