「われ敗れたり コンピュータ棋戦のすべてを語る」 | ひろじのブログ

「われ敗れたり コンピュータ棋戦のすべてを語る」

1.正解できるかどうかについても、ある意味では二の次なのです。
 自分の頭で考えて出した答えを採点してもらったらたとえ零点だったとしても、
 それは本質的な問題ではない。

2.将棋を良く知っている先生から教わって知識をつけて、それで100点を出しても、
 少なくともプロ棋士の世界では何の役にも立ちません。

3.プロの手は最善手の積み重ねであるといわれていますが、ここで言い換えれば、
 「100点の答えを出そう」と自分の頭をふりしぼってもがいている結果です。
 それができるかどうか、そのことがプロ棋士に求められているのです。

「われ敗れたり コンピュータ棋戦のすべてを語る」

米長邦雄(中央公論新社)

-目次-
第1章 人間を凌駕しようとするコンピュータ将棋ソフト
第2章 6二玉への道
第3章 決戦に向けて
第4章 1月14日、千駄ヶ谷の戦い
第5章 記者会見全文
第6章 コンピュータ対人間、新しい時代の幕開け
第7章 自戦解説