「グリーン経済最前線」
1.エンパイアステートビルは、年間5,500万kW時というニューヨーク市最大
の再生可能エネルギー電力の購入者になったことは単なる社会貢献では
なく、ビジネス面での判断に基づく
2.アメリカでも、日本でも近年、ビルを省エネ・環境対応の度合いで
格付けする制度も生まれており、新設・既存を問わず環境格付け
の高いビルでなければ、より質の高い、より高い賃料を払うテナント
を獲得することができなくなっている
3.「グリーンなオフィスビル」の実現を目指す動きが活発になっている
背景
欧米を中心に投資家の価値観の変化がある。
4.温室効果ガスの排出が続けば、我々がこの星に存在すること自体
が脅かされる。
5.「温暖化は貧しい人間にとって、命を脅かす問題になっている。」
6.地球温暖化の提起
正義、公正、地域間の公正、世代間の公平とい問題
7.グリーン投資銀行
グリーン経済を支える再生可能エネルギーなどの部門への投資を
拡大し、雇用創出や不況脱出に取り組むもうとの発想でイギリスで
検討されている
8.当面の設備投資や支出は多くても、再生可能エネルギーの価格は
徐々に下がり、エネルギーコストの削減や雇用創出にもつながる
ので、総計をみれば、経済的に大きな負担にはならない
9.ルワンダは、ごみ対策としてプラスチック製レジ袋を禁止している
おそらく世界で唯一の国
10.「アフリカ諸国の経済は、適切な環境保全がなければ成り立たず、
雇用の多くは環境を活用することによって生まれている」
11.生態系サービス
森林やサンゴ礁、湿地などの生態系が人類に与えてくれる
「自然の恵み」のこと
12.生態系サービスは、きちんと評価されることなく、森林や湿地の
破壊によって失われる様々な機能が正当に評価されないまま
開発を進めてきた
13.農業の収益は巨額の投資が可能な大企業には渡っても、
森林の周囲で暮らす人々の生活はむしろ悪化し、貧困が拡大する。
短期的な利益にのみ注目して、自然資源を破壊し、環境問題と貧困
を悪化させる中で経済成長を遂げてきた。
14.アグロフォレストリー
1.荒廃地にコショウを植える。
2.カカオやアサイーといった商品作物や果樹を植え、余った土地で
野菜を育てる。
3.森となる樹種の栽培を始める。
→比較的短期間で成長し、農家に一定の収入をもたらすが、やがて
病害によって枯れる。コショウが枯れる頃には果樹などが育って
収入がもたらされる。さらに、森の木々が大きくなると、果樹の
収穫量は減るが、今度は大きくなった樹木を木材として売って収入
を得ることにより、農家は長期間にわたって収入が保証され、
森林も育ち二酸化炭素の吸収量も、そこに暮らす生物数や種類も
増え、森林がもたらす生態系サービスが拡大。
15.森林は世界の10億以上の人々の生計を支え、農業に欠かせない
様々な栄養素の循環を行い、陸上に住む多数の生物種の生息地を
守る役割を果たしている
16.森林を守ることは有力な温暖化対策となり、その効果だけで2050年
には投資額の3倍の利益が、特に森林に依存して暮らしている
先住民などにもたらされる。
17.報告書によると、痛みを伴う改革を実施すれば、2020年までは
漁獲量が減少すると思われるが、やがて漁業資源の復活と共に
漁獲量は増え、現在の漁獲量から増大されると予測されている。
18.今のままの乱獲を続けていった場合、2050年には収入はさらに
減り、失業者も続出すると予測されるので、対策を取ることに
よって、結果的に雇用を増やすことができるという
19.グリーン経済は成長や繁栄を止めてしまうもではなく、
真の富といえるものを築くことだ
「グリーン経済最前線」
井田徹治(岩波書店)
760円 + 税
-目次-
序章 見えてきた兆し
コラム きれいなかまどを途上国へ
第1章 なぜグリーン経済化
コラム 変わる平年値
第2章 世界のリーダーリップをとるのは誰か
コラム 「このジャケットを買わないでください」
第3章 動き始めた世界
コラム アブラヤシがオラウータンを追いつめるか
第4章 グリーン経済への道
コラム ブルーなグリーン経済
の再生可能エネルギー電力の購入者になったことは単なる社会貢献では
なく、ビジネス面での判断に基づく
2.アメリカでも、日本でも近年、ビルを省エネ・環境対応の度合いで
格付けする制度も生まれており、新設・既存を問わず環境格付け
の高いビルでなければ、より質の高い、より高い賃料を払うテナント
を獲得することができなくなっている
3.「グリーンなオフィスビル」の実現を目指す動きが活発になっている
背景
欧米を中心に投資家の価値観の変化がある。
4.温室効果ガスの排出が続けば、我々がこの星に存在すること自体
が脅かされる。
5.「温暖化は貧しい人間にとって、命を脅かす問題になっている。」
6.地球温暖化の提起
正義、公正、地域間の公正、世代間の公平とい問題
7.グリーン投資銀行
グリーン経済を支える再生可能エネルギーなどの部門への投資を
拡大し、雇用創出や不況脱出に取り組むもうとの発想でイギリスで
検討されている
8.当面の設備投資や支出は多くても、再生可能エネルギーの価格は
徐々に下がり、エネルギーコストの削減や雇用創出にもつながる
ので、総計をみれば、経済的に大きな負担にはならない
9.ルワンダは、ごみ対策としてプラスチック製レジ袋を禁止している
おそらく世界で唯一の国
10.「アフリカ諸国の経済は、適切な環境保全がなければ成り立たず、
雇用の多くは環境を活用することによって生まれている」
11.生態系サービス
森林やサンゴ礁、湿地などの生態系が人類に与えてくれる
「自然の恵み」のこと
12.生態系サービスは、きちんと評価されることなく、森林や湿地の
破壊によって失われる様々な機能が正当に評価されないまま
開発を進めてきた
13.農業の収益は巨額の投資が可能な大企業には渡っても、
森林の周囲で暮らす人々の生活はむしろ悪化し、貧困が拡大する。
短期的な利益にのみ注目して、自然資源を破壊し、環境問題と貧困
を悪化させる中で経済成長を遂げてきた。
14.アグロフォレストリー
1.荒廃地にコショウを植える。
2.カカオやアサイーといった商品作物や果樹を植え、余った土地で
野菜を育てる。
3.森となる樹種の栽培を始める。
→比較的短期間で成長し、農家に一定の収入をもたらすが、やがて
病害によって枯れる。コショウが枯れる頃には果樹などが育って
収入がもたらされる。さらに、森の木々が大きくなると、果樹の
収穫量は減るが、今度は大きくなった樹木を木材として売って収入
を得ることにより、農家は長期間にわたって収入が保証され、
森林も育ち二酸化炭素の吸収量も、そこに暮らす生物数や種類も
増え、森林がもたらす生態系サービスが拡大。
15.森林は世界の10億以上の人々の生計を支え、農業に欠かせない
様々な栄養素の循環を行い、陸上に住む多数の生物種の生息地を
守る役割を果たしている
16.森林を守ることは有力な温暖化対策となり、その効果だけで2050年
には投資額の3倍の利益が、特に森林に依存して暮らしている
先住民などにもたらされる。
17.報告書によると、痛みを伴う改革を実施すれば、2020年までは
漁獲量が減少すると思われるが、やがて漁業資源の復活と共に
漁獲量は増え、現在の漁獲量から増大されると予測されている。
18.今のままの乱獲を続けていった場合、2050年には収入はさらに
減り、失業者も続出すると予測されるので、対策を取ることに
よって、結果的に雇用を増やすことができるという
19.グリーン経済は成長や繁栄を止めてしまうもではなく、
真の富といえるものを築くことだ
「グリーン経済最前線」
井田徹治(岩波書店)
760円 + 税
-目次-
序章 見えてきた兆し
コラム きれいなかまどを途上国へ
第1章 なぜグリーン経済化
コラム 変わる平年値
第2章 世界のリーダーリップをとるのは誰か
コラム 「このジャケットを買わないでください」
第3章 動き始めた世界
コラム アブラヤシがオラウータンを追いつめるか
第4章 グリーン経済への道
コラム ブルーなグリーン経済