「不運のすすめ」 | ひろじのブログ

「不運のすすめ」

1.スランプに陥った時、一番よくない処方は、コーチのような人について、
 あれこれ言われて 考え込むことである。

2.スランプは当人一人の問題である。
 当人ができるだけ早く、ゼロから出発しそうという気分になるのが妙策である。
 混迷の中にあるときには原点に戻るのがいちばん。

3.スランプの処方箋
 自分に関してあらゆる面を点検し、何がいけないのかを突き止め、 
 直すべきところは直すことである。

4.即効性のあるスランプへの対処法としての極意「笑い」

5.「人生、笑えるときに笑っておけ。すぐに泣くときがくる」

6.不平不満を抱えた毎日からは得るものなど何一つとしてない。

7.不幸なところから強くなった人間は、何らかのご褒美をいただける。

8.追い詰められた時に狼狽や諦めは禁物
 ・形勢が悪くなったときに最もまずいのは、うろたえて不用意な動きをすること
 ・次にまずいのは、ただじっとうなだれていること
 ・一番いいのはじっとしていても、その姿勢が反撃のためのエネルギーを
  貯えている形
 ・人生で最も大切な事はじっと耐えるか、それとも反論したり動き回ったりした方が
   良いかを的確に判断できるかどうかにある。 
  その判断に基づいて実行できるかどうかが次に大切である。

9.失敗や敗北の言い訳をしたり、負け惜しみを言ったり、過去を振り返って悲しんで
 いてはいけない。
 そんな暇があったら、原因を突き止めて次の戦いに備えるべきである。

10.好調で精神的に落ち着いて余裕のあるときには欠点を直す

11.スランプに陥って悩んでいるようなときには長所を伸ばすこと。

12..同じ仕事をするのでも、四六時中そのことを考え、「何がいいアイデアはないか」
   と一生懸命思いをめぐらしている人と、「会社を出れば仕事はおしまい」という
  人では得られる成果は大きく違い、周囲の評価にも差がつく。
  物事に向き合うときの集中力、真摯な姿勢がどれだけあるかで、呼び込む運も
  違ってくる

13.自分自身で幸福かどうか判断できないのは、当人にとって実に不幸なことであり、
  社会としても憂うべき問題だと私は思っている



「不運のすすめ」

米長邦雄(角川書店)

686円 + 税


-目次-
第一章 不運は人を強くする
第二章 運も不運も実力のうち
第三章 貧乏神にすかれないために
第四章 「道」を忘れれば運も落ちる
第五章 晩年の呼び方
第六章 明日の勝利をつかむために
終章  「名人戦問題」の不運は誰か