「つながりのコミュニティ 人と地域が「生きる」かたち」 | ひろじのブログ

「つながりのコミュニティ 人と地域が「生きる」かたち」

1.「笑顔の大家族 このゆびとーまれ」

2.活動を継続するために必要なこと
 1.理念にこだわること。

 2.利用されるほうの生活を支える。

 3.いいパートナーを見つけること。

 4.ボランティアを積極的に受け入れてオンブズマンの役割をしていただくこと。

 5.非日常より日常を大事にすること。

 6.自分が悩んだときはこれぞと思う人だけに相談する。

 7.スタッフの意見、要望を聞く。

 8.「また来たい」と利用者だけでなく、ボランティアや見学者にも思ってもらう。

 9.事業の拡大が適正かを立ち止まって考える。

 10.継続は力なり。

3.自身の事業を拡大することが目的ではないのでノウハウも知恵も
 惜しみなく人に与える。

4.「まち歩きが観光を買える」(茶谷 幸治)

5.日本の都市観光の貧弱さは、まちを見て歩くという目線の欠落にある。

6.自分の前に立ちはだかる問題を解決するためには、一人で突っ走るのではなく、
 当事者や関係者間で問題意識を共有する必要がある。
 一匹狼ではできることはたかが知れている。
 関わる人たちとの間に共通の土俵を設けなければならない。

7.関係者が思う存分意見を交わし、協働作業で問題解決プロセスを共有しながら、
 正解ではなく成解を求めていく。全てを共有しなくても、互いの能力を認め、
 任せることのできる関係が生まれる。それこそが信頼にほかならない。

8.大人になることは、「1人で生きていけないことを知ることだ。」

9.1人で生きていけないということは、他の人の影響を受け、
  変わることを意味している。

10.変化の芽は、もちろん自分の中にあるのだが、何がしかの刺激があって、
  促され、変わっていく。

11.根っこのところは同じ場所にあって踏ん張っている。その踏ん張りがなければ、
  木は大きく育たない。

12.つながりのコミュニティ
  1つの共感から始まり、それが結びつき、目に見えないコミュニティを形成する。
  地域も年齢差も軽々と超える新しい関わり。

13.一方通行の福祉的活動には限界がある。

14.絶望の淵から立ち上がり前向きに生きる人たちに、
  子どもたちの無邪気な笑顔の中に人間の素晴らしさ、
  未来への希望は確かに存在する。

15.自立した個人がなければ、何事も始まらない。

16.1人でできることはたかが知れている。
  しかし、一人ひとりができることを持ち寄れば、大きなことを、新しいことを
  生み出すことが可能になる。その過程で生まれた勇気や知恵は日常の
  暮らしだけでなく、震災からの長い復興の道程といった非日常にも役立つ。


「つながりのコミュニティ 人と地域が「生きる」かたち」

佐藤友美子、土井勉、平塚伸治(岩波書店)

1,800円 + 税


-目次-

第Ⅰ章 活動の現場から

 第1節 地域の暮らしをつなぎ支える
  1.ゆるやかな地域自給園ネットワーク構想「食の杜」(島根県雲南市)

  2.高齢化社会のまちを支える交通システム
   -「住吉台くるくるバス」の実践(神戸市東灘区)

  3.富山型デイサービス始まる-「このゆびとーまれ」(富山市)

  4.バーチャルとリアルの相互関係による学びの輪の拡大
   -「富山とインターネット市民塾」の実践(富山市)

 第2節 地域の魅力をつくる
  1.住民の手になる住み暮らす価値観共有の空間づくり
   -「姉小路界隈を考える会」(京都市中京区)

  2.だれもが主役、伝統と共存する「なら燈火会」(奈良市)

  3.元祖「さるく」でまちの魅力再発見(長崎市)

 第3節 文化を創造する
  1.アウトサイダー・アートからの脱皮-「アトリエ インカーブ」(大阪市平野区)

  2.「天満天神繁昌亭」で再生する門前町(大阪市北区)

  3.アートを地域の希望に
   -「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟県越後妻有地域)

第Ⅱ章 
 第1節 「志」はどのように生まれたのか
  1.それぞれの現場から

  2.活動の目指すもの

 第2節 プロセスの共有
  1.毎日の繰り返し

  2.協働のプロセス

  3.場所が居場所に

  4.信用から信頼へ

 第3節 実現したもの
  1.広がった世界

  2.次につながる