「「この街」に住んではいけない!-住まいのプロが教える30の警告-」
1.住む場所は20m以上が目安。
2.杭の深さは20m以内が無難。
3.歩く範囲は5分から遠くて15分。
そのくらいの距離を歩いてみると、土地の高低がどうなっているか分かる。
4.東京の洪水ハザードマップ
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/suigai_taisaku/index/menu03.htm
5.大阪府防水ネット
http://www-cds.osaka-bousai.net/pref/index.html
6.福岡県河川防災情報
http://www.kasen.pref.fukuoka.lg.jp/bousai/
7.低い土地を表す地名
谷同様に低い土地を表す単語がついた地名には沼や池、沢、窪、淵など
さんずいのついたものや田のついたもの、干拓地を示すことの多い沖、
新在家、新屋敷などがある。
8.東京都地域危険度測定調査
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_5/home.htm
9.防犯を考えたとき、街のタイプは郊外に新しく開かれた街はリスクが高い。
10.きれいな並木があったり、花見の名所がある街は全体として美しい街が多い。
11.醜の目安①公園のトイレ
汚れていてとても使う気になれないようなトイレがある公園、そしてその周辺のエリアは危険。
12.醜の目安②公園のゴミ箱
「家庭ゴミを持ち込まないでください」と張り紙がしてあったり、
ゴミ箱にレジ袋ニゴミが山盛りになっているような公園は要注意。
13.美醜の判断ポイント
●高架下
ただでさえ危ないのにゴミやバイク、自転車などが放置されているとしたら
近づいてはいけないサイン。その近くには住まない方が無難ですし、
住んだとしても夜間に近寄ってはいけません。
●空き地や工事現場
ゴミなどが放置されているとしたら、遠回りはしてでも近寄らない。
●放置自転車
前カゴにゴミが投げ込まれているときは問題。
14.防犯看板
具体的に起きた犯罪を例に注意を促すものであれば、危ないと判断。
15.街の危険度は歩いてチェックするのがポイント
16.狙われる街
●平日の日のある時間に人通りが少ない住宅街
●アパート・マンションが多く一戸建てが少ない地域
●コンビニの多い地域
●駅の近くなど便利でアプローチしやすく、人混みに紛れやすい
17.狙われる建物
●同じ間取りが並んでいる建物
●単身向き、カップル向きの間取りが中心と分かるような建物
●建物周囲が暗い、植栽が繁茂しすぎているなど隠れやすい場所がある
●郵便受けに新聞や郵便物がいっぱいになってあふれている
18.自治体ごとの最新待機児童数(i-子育てネット)
http://www.i-kosodate.net/
19.保育所の保育料、児童手当、学童保育の実施割合
各自治体のホームページ参照
20.ご近所さんの状況の聞き方
「以前音に悩まされたので今回は静かなところに住みたい」、「不眠症なので」
など、静かな場所にこだわっていることを伝え、「分かる範囲で教えてください」
と依頼する。
21.室内の悪臭源
●お風呂
●洗面所は配水管と洗面台の下
●排水管と換気扇
●閉めっぱなしになりやすい大型収納
●北側に玄関がある場合下駄箱内部
22.借りるときに知りたい家賃相場
suumo家賃相場
http://suumo.jp/jj/chintai/kensaku/FR301FB030/?ar=030&bs=040
23.買うときに知りたい家賃相場
●東京カンテイ 首都圏沿線別中古マンション価格相場
http://www.kantei.ne.jp/news/cate01_m.php?category_no=4
24.住んでいる人のマナーは見た目でチェック
●廊下や通路、バルコニーに荷物、自転車などが置きっぱなし、
わが物顔に使われている。
●ペット禁止なのにどこからか泣き声がしたり動物のにおいがする。
●ルール遵守を呼びかける掲示板
●郵便物や新聞などがたまり放題であきらかに不在と思われる家が多い
集合郵便受け
●分別されていないゴミが放置されたゴミ置き場。
●乱雑に置かれている自転車
25.こんなトイレを造る会社は信用できない
●便座と壁の間が40cm程度しかない。
55cm以上が理想。
●玄関脇のトイレは出たときに来客と顔を合わせたり、来客時に行けない。
●内開き
ドアの中で人が倒れたときにも入れるように外開きが基本。
●吊り戸棚、収納がない。
●ペーパーホルダーが体の右側にある。
26.女性におすすめできない間取り
●バス、トイレがいったいになった3点式ユニット
・狭いうえ、洗面所の鏡が曇って使えない。
・トイレットペーパーが湿ってしまう。
※バス、トイレが別の間取りよりも室内は広く見える
●室内選択置き場がない。
●玄関からキッチン、室内が丸見え
においや煙が室内に充満してしまう。
27.買わないほうがいい分譲マンションの間取り
●玄関から室内を見通せる。
●ドアがぶつかり合う、出入りのときに人が交差する
●室内を梁が横断するような間取り
室内に暗い部分ができるうえ、圧迫感を感じる。
●5畳以下の洋室は使いにくい
28.建物内位置によるメリット、デメリット
●最上階西南角部屋
・東南角部屋より安め。
・東向きより西向きの方が冬の日照時間が長く暖かい。
●最上階東南部屋
・眺望、日当たり、通風に優れている。
・音に悩まされる心配がないため同じ間取りなら建物内最高値。
・夏は暑く、冬は寒いため冷暖房費が重む。
・壁、家具が日焼けする。
●ルーフバルコニーのある部屋
・高くなる。
・庭代わりに使えるが使えない人には猫に小判。
・照り返しがきつく暑い。
●中住戸
・通風、日当たりは期待できないがとにかく暖かい。
・壁面をフルに使えるので家具の配置がしやすい。
・上下左右があり、生活音が聞こえる。
・条件が同じなら安くなる
●1階
・湿っぽい、侵入されやすい、覗かれやすい。
・眺望・日当たりが期待できない。
・子どもが音を出しても気にしなくて済む。
29.坪単価の計算
①占有面積を3.3で割る。
②価格を坪数で割る。
30.階数による価格の決め方
①ちょうど真ん中くらいの階を基準住戸として上に高く、下に安い設定。
②基準階から1階までの価格差は広さが同じであれば5%程度。
通常は1階が安いが専用庭がある場合は2階が一番安くなる。
③基準階から最上階までの価格差も広さが同じであれば5%程度。
下の階でもルーフバルコニーがついている場合は逆転することもある。
④中住戸と角住戸での価格差は5%程度。
東南角はもう少し高めになることもある。
30.家事動線がよい。
2方向に入り口のあるツーウェイキッチン、
3方向に入り口のあるスリーウェイキッチン
31.リビングにいる人と会話をしながら料理ができるカウンター式のセミオープンな
キッチンが人気
32.敬遠傾向なキッチン
●孤独に作業しなければならない独立型
●リビングにキッチンがむき出しになる1列型
33.壁際に設置された通常のクローゼットが収納力が多い。
ウォークインクロ-ゼットは人が歩く部分が必要なため思った以上に
モノが入らない。
壁際に設置された通常のクローゼットの方が収納力が多い。
34.奥行き60cmの下駄箱は深すぎて無駄。
奥に入れたら取り出しにくい。
35.天井の高さ
240cm以上が一般的。
ただし、和室や寝室、バスルームなど支店が低くなる場所では220cm程度と
低めでも問題なし。
36.廊下、リビングに必要な幅
①壁と壁の間を歩くなら80cm、車椅子の通行には1m
いずれ手すりが設置できるよう、下地材が入った廊下であればベスト。
②テーブルに座るためには40cmのスペース、その背後を人が通るためには
60cmが必要。
③人が座らない場所なら60cm
④ダイニングテーブルの目安
4人家族ならちょっと狭めの80cm×120cmあるいは6人までなら80cm×160cm、
1人あるいは2人なら80cm×60cm。
円テーブルの場合は2人で直径60cm、4人で90cm。
⑤ちょっとゆったりめサイズのソファ。
180cm×80cmなら2~3人がのんびり使える。
⑥冷気防止と風通しをよくするため窓と家具間は30cm程度
⑦テレビとの距離はテレビの縦サイズの3.5倍が目安
37.ベッド回りに必要な幅
①冬の寒さ、結露防止、ベッドメイクのスペースなどとして窓から50cmは離す。
②シングルベッドなら幅100cm×長さ200cm、2人なら幅200cmのキングサイズが
置ければベスト
③60cm
④クロゼットを開けるために観音式で70cm、折り戸なら50cm。
38.浴室サイズ
一般的には1216から1418が多く、1620はちょっと大きめ。
1216:120cm×160cm、1418:140cm×180cm、1620:160cm×200cm
39.モノ別最適サイズ一覧
●ジャケット
スーツ類:しわの心配なくしまうために必要な奥行きは60cm、
たたんで収納するなら30~40cm
●靴
・男性物
奥行き40cm
・女性物
奥行き30~35cm
●布団
1間(180cm×90cm)以上
●食器
奥行き30cm以下
●タオル類
奥行き20cm
●本やCD
奥行き20~30cm
40.身長160cmにベストな高さ
●スイッチの高さ
床上95から110cm
●コンセント
床上40cm
●キッチンの高さ
身長÷2+5cm
●ガス台の高さ
多少低くても鍋の中が見えるので可。
●180cm
踏み台を使わずに出し入れできる限界
●140cm
目線の高さ。
●140cm+20~30cm、140cm-80cm程度
腰から頭までの範囲が一番使いやすいので、よく使うものはこの範囲にしまう。
●60cm
手を下げると届く範囲
●40cm
腰を屈める必要があるので滅多に使わない重いものをしまう
「「この街」に住んではいけない!-住まいのプロが教える30の警告-」
中川寛子(マガジンハウス) 
1,200円 + 税
-目次-
第1章 街選び
●防災編
●防犯編
●便利さ編
●快適さ編
第2章 物件選び
●建物編
●住戸編