「ナンバー2が会社をダメにする」
自分自身がナンバー2的志向が強く、タイトルに惹かれて読んでみました![]()
不祥事発生はトップだけの判断ではなく、
その周囲(=ナンバー2)の方も含めた判断で発生していることを切り口に、
団体の中での属人主義、権威主義について書かれた本です![]()
図、グラフなどもあり全てを記載することはできませんが、
各ポイントをまとめ記載されている表について下記に記載します![]()
思い当たる伏もあると思うので、見てみると面白いと思います![]()
表①日本の懐疑の特徴
・賛成がデフォルト
・議長が提案
・発言抑圧的な文化
・全会一致をムード的に志向
・票決を避ける
・可決手続き、可決基準が不明瞭
・手続き監視
・懇談に重き
表②会議のあるべき姿
・議長の中立
・票決手続き、可否基準の明瞭化
・手続きを重視する
・発言抑制的な風潮をなくす
表④属人的組織風土の特徴
・忠誠心重視
・公的関係が私的関係に影響する
・鶴の一声で物事が逆転する
・些細なことにも上が報告を求めすぎる
・偉業が強調される
・オーバーワークを期待し、評価する
・オーバーワークを過度に拒否する
表⑤属人志向のデメリット
・案件の細部への注意がおろそかになる
・反対意見が躊躇される度合いが高くなる
・意見の「貸し借り」が起こる
・新しい分野での判断に間違いが生じやすくなる
・誤りが正しにくくなる
・対人情報への情報依存過多が問題となる
・イエスマンが跋扈する
・組織としての自己評価・現状認識が甘くなる
表⑧権威主義が高まるとき
・「身内」「外者の区別が強いとき
・経済的な圧迫や、損失意識があるとき
・規範の対立があるとき
・所属集団間の競合があるとき
・権威主義的人物が高い地位にいるとき
(公的に高い地位とは限らない)
表⑨権威主義が高まると
・単純志向となる
・政策採用や人事が属人的となる
・「王は法なり」という傾向が出てくる
・不自然な情報統制がふえる
・密告政治がおこなわれる
・マキャベリズムが強くなる
・懲罰傾向が強くなる
表⑩権威主義的な上司の資質(人格的特徴)
・志向が二分法的
・あいまいさを認知できない
・共著的言語を多用。
「一致団結」「徹底的」「死にものぐるい」「根性」
・部署、人に形容詞を多用する
・スタンドプレイとしての即断即決
・スタンドプレイとしての心遣い
・対人判断が物証主義的になる
「ナンバー2が会社をダメにする」
岡本 浩一(PHP新書)![]()
720円 + 税![]()
第一章 なぜ企業不祥事は跡を絶たないのか
第二章 権威主義は暴走する
第三章 職場にはびこる権威主義
第四章 組織風土の問題点はどこか
第五章 「属人風土」が不祥事を起こす
第六章 自分をみつめ、上司を見抜く
第七章 自分の組織の点検法
第八章 ナンバー2の自己訓練