2019年8月20日
今日も昨日に負けず劣らず微妙な一日でした。 ああ、何だか勿体無いな…。
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コンラッド『シークレット・エージェント』(高橋和久訳、光文社古典新訳文庫)の70頁まで読みました。コンラッドの小説は短篇小説を数篇しか読んだ事がなく、この小説の様な長篇小説を読むのは初めてなのですが、序盤から不穏な雰囲気で面白そうな感じです。主人公の日常生活と別の顔の落差が凄いですし…。先が楽しみです。
2019年8月19日
朝なかなか上向きな気分にならず、その状態を打開できないまま出勤したら、結局そのまま一日の大半が過ぎてしまった気がしてなりません。やってられないな、全く。
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高尾長良「音に聞く」(『文學界』2019年9月号所収)を読み終えました。今日読んだ第二部(124~152頁)は、昨日読んだ第一部と は明らかに違い、肉感的で直接的な感じがしてなりませんでした。それが少々嫌でしたが何とか読み終える事ができ、正直安心しました。先入観は持ってはいけませんね。しかし、「瞬間の周囲には時間が堆く積み重なり、空間に揺らぐ反照の元に、言葉の輪郭を象りつつあった。」(152頁)って一寸大袈裟じゃないでしょうか。終盤でここまでしなくても良いのじゃないか、と読んでいて思ったのですが…。
2019年8月18日
今日は居眠りしてばかりの一日でした。昨日も特段何もしていないのですが…。
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長嶋有『三の隣は五号室』(中央公論新社)を読み終えました。第九話までは(小説の舞台である)第一藤岡荘の五号室の住人達に関わるエピソードについて書かれていて、それはそれで面白かったのでそのまま小説は進むかと思いきや、最終話は第一藤岡荘の五号室の最後の住人である諸木十三に関する内容になっていて、些か拍子抜けしました。もっとも、小説の構成そして明るい結末を迎えるためには当然なのかもしれませんが、個人的には最後のまとめの様な展開になるのは一寸寂しかったです…。
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夜、高尾長良「音に聞く」(『文學界』2019年9月号所収)の途中(92~121頁)まで読みました。(主人公の)有智子と妹の真名が15年間別居していた父と異国で会い、父の知人と知り合っていくと言う展開で進んでいく小説は、幾分冷たさは感じたものの面白くて(二部構成の内の)第一部を読み終えてしまいました。僕も今まで言葉と音の関係について考えた事がない訳ではないのですが、この小説の中の(主人公の)有智子の様に考えた事がなかったので、読んでいて彼女の思考の描写にうっとりしてしまいました。しかし、主人公の有智子は良い耳をしているなあ。羨ましい…。