友人が社長になった。地方の有名企業だ。


一度放漫経営で潰れかけ、ある会社が救済にはいり、経営を立て直した。工場も増やし、今は順調みたいだ。

彼は40年来の友人で、今回父が亡くなって、不安でたまらない私にいつでも連絡していいと言ってくれる懐の深い人。自分のことで大変だろうに。

潰れかかった時は、20年前だろうか、まだ中間管理職で大変だったと思うが、一つ一つ解決していったのだろう。頭が下がる。

苦労を見てきただけに、すごく嬉しい。

その連絡がきた時に、頭を殴られた気持ちになった。


貴方何をしてるの。自分の人生を作れるのは自分だけしかいないんだよ。


そう言われた気がした。

彼だって20年前は、不安しか無かった筈

そこを逃げないで戦ってきたから今がある。


父が倒れる前は、離婚後の苦しい時を乗り越えてきて、未来に向かって勉強し始めたばかりの頃だった。この一年ペースは落ちたが、勉強は続けていた。何故それを放り出すのか? 母、姉が心配だから、母に大切にされたいから、自分の人生は?

その視点が抜けてた。


相続放棄は、もしかしたら父からのプレゼントかもしれない。自由に生きろ という



1人で、誰かの為では無く自分の為に生きていくのは、39年ぶりだ。若い頃は未来しか無かった。

63になった今は、いろんな経験した分臆病になってる、勇気がすごい必要だ。

諦めても生きていける。諦めそうになる。

でも、小さなことで良い。自分で考え、行動して、何かを作れたら、それだけを考えて行こう。