母が鹿児島の家の権利書をくれない。
一年前に、父の相続の権利を放棄する代わりに、下さいと頼んだものだ。
分かった、あげると言ってたのに。
小さな田舎の古い家。売れるかどうかも、人に貸せるかも分からない、下手したら負の財産だ。
今は人に貸しているが、母が処分するつもりで出て行ってくれと頼んだらしい。この夏には空く。
だから住もうと思っていた。その前にリフォームしようとも。
でも権利書くれないのなら、リフォームしたり、住んだ後で何を言われるか分からない。
家族で揉めたく無い。
言うことがコロコロ変わる。昨年末は権利書あげるから持って帰ってと言ってた。そのつもりでもらおうとしたら、生前贈与の手続きを年明けすぐにするから、と言って先延ばしになった。
実家の姉への名義変更もまだだ。
実家の手続き中に、司法書士の方からアドバイスされて、私への生前贈与はなくなり、相続 つまり母が死んでからにしてほしい そうだ。
でも権利書はくれない。
そのくせ、実家の手続きの為に、仕事を休んで書類を取ってこいと言われて、流石に怒ってしまった。謝罪もせず、逆ギレされたので放置。
休んでまで急いでるなら、連絡来るだろうと構えていたが、それも無い。
もう87 半分ぼけている。行動することはできない。姉や私に任せるしかない。何故それが、分からないのか分からない。支配欲が強い人だった。昔は行動出来て支配できたかもしれないが、今は無理なのに、エゴだけ残ってしまった。
鹿児島の家は、諦める。リフォームも引っ越しもお金がかかる。引き返せなくなって我慢しなくちゃいけない暮らしを強いられるなら、最初から関わらない方がよい。
悲しいな、これで縁がますます薄くなる。
ずっと心の中に蟠りを抱えていた。
でも、辻仁成さんの本を読んで、諦めて前を向いて行動すれば、道が開けると書いてあって、そうしようと思った。