見たかった映画 Netflix で配信されるようになり、やっと見れた。

3人の役者さんの力のいれようが素晴らしい。

心に残る作品だった。


心に残ったセリフ

同棲相手(横浜流星)からDVされて逃げ出した

主人公(広瀬すず)を探して戻ってこい。許すからと言った彼に、主人公がいうセリフ

私は可哀想じゃないよ。


すごく良く分かった。


彼は正しくて、彼女を守らなきゃいけない、と強く思っている。だけど彼女にとって彼は、守ってくれる人では無くて、自分を支配する人

その違い 埋まらなけりゃお互い辛い筈


後もし、彼が思ってるように守らなきゃいけないほどダメな彼女だったら、彼は受け止められるだろうか?

世間的には誘拐された被害者になっているが、実際には逃げて匿ってもらっただけだから傷にはなってない。可哀想な人じゃない。

でも、彼が彼女のことを自分が思いたい本当の被害者で、まだ克服出来て無いとしたら、いつも怯えていたり、精神的に病んでいたとしたら、彼は自分が犠牲になっても彼女を守らなきゃいけない。それができるのだろうか?


人は見たいものしか見ない。

でも現実は違う。


彼自身は自滅する。

彼女は離れていき、穏やかに暮らしていく。


本当の可哀想な人は 彼だったという結末

彼に救いはあるのだろうか?


後 松坂桃李のお母さん役ですごい人が登場します。知らなかったから驚いたな。

是非機会があれば見て欲しい映画です。



写真は関係なく、龍の鳥居が素敵な神社。

時間があったら、家の周りの神社にお参りとかどう?