父が倒れて、実家は混乱の中。

今は手術も終わり、元気になってきたみたいだ。

父は家に戻りたいみたいだ。駄々を捏ねている。

ただ介護するだけの覚悟も、力も無い母は、病院で元気になり、ある程度自立できるようになったらと話している。

ただ90歳を迎える父。帰れるかはわからない。

父の願い虚しく、転院になると思う。

心配してるし、寂しくも思う。


今回びっくりしたのは、父では無くて母だ。

姉におんぶに抱っこだ。姉もパートとは言え仕事もあるだろうに。

お姉ちゃんは、休んでくれた、と言い

自分で出来ることも、出来ないと甘える。


姉も負担に思ってるようだけど、親子べったりで来てしまったから、今更突き放せない。

大変だと言いながら、断れないでいる。

でも、負担に思うのだろう、泣きごとがはいる。


今回帰省して風邪をひいてしまった。珍しく熱も出た。風邪ひいた と伝えているから、これ以上帰れとは言われない気がする。


悪者になっても良いから、しばらくは静観するつもり。

もちろん父に異変があれば、無理しても帰るけど。


2月、先週と慌てて帰ったけど、結局は母の相手と、姉に八つ当たりをされに帰ったものだ。

それも、母、姉には必要なのだろうが。


もう少し冷静になって対処してくれないかな?と思った。

高齢だから、残念だけど、ゆっくり死んでいくのだと思う。頭の血管も、次発作的に切れたら、助かるかどうかもわからない。

可哀想だと思うなら、厳しいけど訪問介護の環境を整えて引き受けるべきだし、引き受けられないなら、割り切っていかないと、父も迷うだろう。


でもそんな話しもまともに出来ない。

厳しい話しをすると、無理だと言う。

今いっぱいいっぱいで、受け入れられない。

と言う。


出来ないことを、無理矢理引き受けていくことも必要だと思う私は、冷たいのかもしれない。