小学校の頃でしょうか?
・・・♪マコ 甘えてばかりでゴメンね
ミコはとっても幸せなの
はかない生命と知った日に・・・
というあの歌ですけど、半世紀以上前なのに歌えるから不思議です。
死がテーマですから、思い切りせつないのに、平気で聴き平気で口ずさむ。
歌の不思議な所でしょうね、きっと。
そう言えば、あの頃の歌って、死を取り上げたものが結構ありました。
♪ 冷たくなった私の抜け殻 あの人を・・・(アカシアの雨が止むとき)
♪ 一人で江梨子は 死んでしまった・・・(江梨子)
♪ 何故死んだ ああ小雪・・・(絶唱)
♪ 呼んでも帰らぬ 兄貴だけれど・・・(涙をありがとう)
有名なところでは ♪ 届いた知らせは 黒いふちどりがありました・・・(喝采)
♪ 私のお墓の前で 泣かないでください・・・(千の風になって)
洋楽で言うと
♪ Eleanor Rigby died in the church ・・・(エリナ―・リグビー)
♪ How many death will it take till he knows that too many people have died
・・・(風に吹かれて)
♪ I remember I cried when my father died・・・(アローン・アゲイン)
まあ普通、日常会話では「死」はタブーですよね?
書き方も難しいんですが、現実としては「死」は珍しいことではなく
むしろ当たり前?
歌の世界では、ドラマほどではないにしろ、死を描いた作品はそこそこありますね。
そう言うと未も蓋もありませんが、この世に生まれた人は有史以来誰もが死んでいる。
さて・・・・
非常に辛いことがありました・・・
9月15日18時・・・
最愛の“たんぽ子”が天国に旅立ちました・・・
その日の朝、6時過ぎに、普段はそういうことはないのに・・・
オレのベッドに飛び乗ってきて、勢い余って落下・・・
慌てて抱きあげたら、そのまま30分、オレの手枕で動かない・・・
眠るわけでもない・・・眼は開けたまま ただじっと・・・
こっちも朝方だから、よくわかんないけど、何か心がうれしくて・・・
手もしびれたけど、今想うと さよならを告げに来たんですね・・・
あのぬくもりは一生忘れない・・・
その日の夕方、愛する由美子の腕の中で静かに息をひきとりました・・・(涙)
もう半月たってるけど、こうやって書いてるとまだ涙があふれる・・・
生きてるのってせつないですね・・・こういう別れがあると・・・
悲しいとか寂しい、切ない、やるせないのもう一段上の言葉があったら教えてほしい。
まだ気持ちの整理がつかない・・・
以前書いた「たんぽ子のうた」
♪ たんぽ子と言う名の 君を抱(いだ)けば
あふれ出る愛しさに この胸は躍る
I love you I love you You are the angel to me
君は僕の天使 永遠の天使 ♪
いつまでもメソメソしてるわけにはいかない・・・とは思うんですが
やっぱり出逢えたことに感謝して、思い出を抱きしめて生きてゆくだけ・・・
心の中で“たんぽ子は永遠”なんです。
あと一週間余りで、オレも古稀!!
“70まで生きる人は、古くから稀です”というのが語源だそうです(笑)
もう残りの人生、おまけみたいなもの?
今までの半生、“半生”じゃなくて“反省”ばかり!!
(今までが おまけみたいなもんか?)