7月7日はリンゴの誕生日で、スター(星)らしいなとすぐ覚えました。

ジョン、ポール、ジョージに続きまして、リンゴのベスト10です。

(何年がかりかわかりませんが・・・)

 

さてリンゴ・スターはいつビートルズに加入したか?

ご存知ですか?

「ラブ・ミー・ドゥ―」でレコード・デビューするちょっと前なんですね。

経緯はいろんな説があり、よくわかりませんが、このリンゴの加入がバンドに

レボリューションをもたらしたのは間違いありません。

アメリカで当初、一番人気があったのはリンゴだったし、2本の映画も主役は

リンゴ!!

その何とも言えぬキャラクターで、バンドを華やかにした功績は大ですね。

You tubeで見たことがありますが、確かスタジオ・ライブで「ボーイズ」をリンゴが

歌うんですが、何とジョン、ポール、ジョージがバックコーラスしてるんですね!!

世界広しと言えど、あんな豪華なバックコーラスはリンゴとトニー・シェリダン(でしたっけ?)だけです(笑)

 

リンゴの本職は、ご存知ドラマーですが、何と言っても名演のオン・パレード!!

特にフィル・インのセンスが凄い!

その一小節が妙に印象に残る「ノット・ア・セカンド・タイム」

「ウイズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンド」「ハロー・グッバイ」

イントロで強烈なのは「カム・トゥギャザー」

普通考えられないようなプレイをするんです。

「アイ・フィル・ファイン」「涙の乗車券」の独特のノリ。

極めつけは「ゲット・バック」ハイハット抜きですから・・・

そして「サムシング」の歌うようなドラミング。

 

いわゆるテクニシャンや豪快なドラマーは数多けれど、こと歌のためのドラム、

そのセンスにおいてリンゴはGREATESTだとオレは思います。

本人は「ドラムでレコードを買う人はいない」って言ってましたね(笑)

 

さて歌手リンゴ・スターは、古い話で恐縮ですが、1970年代前半は4人のビートル

の中で、シングル・チャートにおいては他の3人を凌いでいたのをご存知でしょうか?

それもアメリカのチャートに強かった!!

子供の頃、病気がちで休校を余儀なくされたことや、‘80年代にはアルコール依存症に

苦しんだことを思うと、7月7日で81才!!

“若々しい”と言われるのは、ファンとしても嬉しい限りです。

 

では、歌手リンゴ・スター 私なりのベスト10ですが、例によって順不動です。

古い順で言うと・・・

「イエロー・サブマリン」 やっぱ入れない訳にはいかない(笑)

             ビートルズ・ナンバーで、こんなに擬音やセリフの入った

             歌って珍しい?メチャ楽しいポップスNo1

「オクトパス・ガーデン」 ギターとバック・コーラスが素敵で、何度も聴いてしまう。

             「アクト・ナチュラリー」や「消えた恋」みたいに、

             どことなくカントリーの香りもする。(リンゴのカントリー好きは有名です)

「明日への願い」     ソロのデビュー・シングルで、ジョージ・ハリソンの

             プロデュース。「バングラデシュのコンサート」でも

             歌ってました。

「アーリー1970」   「明日への願い」のB面

             これもまたジョージのスライドギターがいいですよ。

「バック・オフ・ブーガルー」 こんなにドラムの音が大きいミキシングの歌はおそらくないでしょうね(笑)

                 ドラムが主役、歌が脇役?たまにはいいんじゃない?

「想い出のフォトグラフ」 バック・コーラスはジョージでしょうね。

             アルバム「リンゴ」からの大ヒット。

「ユア・シックスティ―ン」 二ルソンのバック・コーラスとポールの間奏(マウス・サックス?)が曲を盛り上げ、これも大ヒット曲。

「シックス・オ・クロック」 アルバム「リンゴ」の歌ですが、作詞・作曲

              ポール&リンダ・マッカートニー

              ウイングスが伴奏してるような素敵な歌です。

「オンリー・ユー」     イントロのギターはジョンです(笑)

              これもまた二ルソンの一人コーラスが抜群。

「スヌーカルー」      アルバム「グッドナイト・ウイーン」の一曲です。

              作曲エルトン・ジョン

              リンゴのキャラを生かした曲作りは流石です。

 

あと大ヒットしたアルバム、あまり売れなかったアルバム、いろいろありますが、

何と言っても特筆すべきは、楽曲提供や、演奏者の何とも豪華なこと!!

スーパースターのオンパレード!!

 

まるで七夕祭りの神輿の上に担ぎ上げられてる感じ?

諸大名、一国一城の主を招いて宴会を催してる将軍?

どっちにしても、文字通りリトル(ビッグ)・ヘルプ・フロム・マイ・フレンドで

皆の助けを借りてレコードを制作してきたことがよくわかりました。

またそうさせる所が、彼の人徳なんでしょう・・・

 

ハッピー・バースデイ ミスター・リチャード・スターキー