身近に双子ちゃんいる?
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小学校の頃、男女の双子がいた。
つまり、二卵性双生児だ。
O沢君は、クラスで一番小さかった。
だから、ついつい揶揄いたくなる。
彼も黙ってない!!
笑いながら、応戦して来る。
小学5年のある朝、私が登校して、
最初に会ったのは、K松君だった。
開口一番、「O沢君が死んだ…。」
意味が分からなかった。
祖父の死は、2年前に経験してる。
それでも、意味が分からなかった。
聞けば、
土木業者の砂山で遊んでいたところ、
それが崩れ、生き埋めになったらしい。
一緒にいたのは、同級生のN島君だけ。
少し掘ったが、どうにもならず、
大人を呼びに行ったと聞いている。
事故を目の当たりにした彼は、
どれほど、心に傷を残しただろう。
双子の姉も、明るくていい子だった。
再び、そうなってくれたのは、
せめてもの救いだ。
この事故より前、O沢姉弟の父親は、
階段から落ちて、亡くなっていた。
なぜ、【悲劇】というものは、
連続して、いい人に訪れるのだろう?