2月15日(土)。世界一周80日中39日目。ドイツ・ベルリン。

ミュンヘンを早朝始発の便で出発し、ドイツ三都市目の街・ベルリンに到着。

今回ベルリンに来た目的は、ミュンヘンで会ったヴィオリストのけいちゃんがベルリンフィルの「カラヤンアカデミー」に所属していることもあり、招待券を頂けることになったのだ!

恩師・佐渡裕が小学生の頃からの夢だったベルリンフィルの指揮台。
2011年にその夢を達成され、日本中で話題になったあの大舞台をついに観れるという奇跡!

前日に目の当たりにしたバイエルン響も凄いけど、やはり「世界最高峰のオーケストラ」といえばベルリンフィル!

どんな音がするんだろうと胸を弾ませながらベルリンに到着した次第だ。


フランス・パリから毎日のように再会の日々が続くスーパーキッズオーケストラの仲間たちとの再会も佳境!
7人目は、ベルリン在住のヴィオリスト・トモヒロ!

トモヒロとは僕が中学ぐらいから5〜6年一緒にやってきた仲で、二個先輩でありながら、会えばいつもくだらない事で盛り上がる気の置けない仲間の一人。

当たり前だけど、昔からめちゃくちゃ上手い。
僕は彼のヴィオラの演奏が超好きだから、会うたびにずっと、めっちゃ好きやでって告白してる。笑

「スーパーキッズで味わった音楽の楽しさが忘れられねえんだ」と、音楽の道に進み、拠点をベルリンに移して奮闘している。

そんなトモヒロの家に一泊泊まらせてもらえることになり、お邪魔した。
ビックリするぐらい、いい部屋に住んでたw


ベルリンでは、もう一人再会!
8人目は、同じくベルリン在住のヴァイオリ二スト・ゆりちゃん!

ゆりちゃんとは2004年に1年だけ一緒だったので、丸々15年ぶりの再会!
めちゃくちゃ久しぶり過ぎて、最初お互い誰だかわからなかったw

とはいえ、2004年の1年が超絶濃過ぎたので、昔話に花が咲き、いろんなこと話した。

今はライプツィヒのオーケストラで活動してるとのことで、コンサートのリハーサルに向かう直前に時間を作ってくれて会ってくれた!

みんな忙しい中で会ってくれて本当に嬉しい!
いつかまた聴きに行きます!



夜のベルリンフィル公演まで時間があったので、ちょっくらベルリンの街を散策することに。

ブランデンブルク門前にヤベエ奴がいた。
目的が全くわからんかったけど、シンプルに観光客たちにドン引きされてたw





ベルリン大聖堂と、複数の博物館がひしめく博物館島に来てみた。

ヨーロッパに来て、もう何個美術館を回ったかわからんけど、これで最後だと思って入ってみたけど、めちゃくちゃ広くて見応え抜群だった。




ベルリンに来たんだから、ココは来とかないとでしょ!ってことで、ベルリンの壁!

果てしなく長い壁にいろんなアート作品が描かれていて、まるで直線一本の美術館のよう。

有名な激ヤバおっさんディープキス壁画に向かって、チューしといた。


ベルリン観光もそこそこに、日が暮れたのでついにやってきた!
世界中のクラシックファン・オーケストラファンが憧れる聖地、ベルリン・フィルハーモニーだ!!

テレビで観たあのホール、夢にまで見たこの場所に来れた!ってだけで、ただ観客として訪れただけなのに超興奮したw


そして、いよいよ幕が開けた!
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の登場だ!

曲目は、ラヴェル「古風なメヌエット」、ドビュッシー「海」、さらにはプロコフィエフの交響曲5番という最高プログラム!

ベルリンフィルでプロコの5番なんて、マジでどうなっちゃうんだろうとウキウキワクワクだった。

そして、聞いたのよ!
ベルリンフィルの演奏をベルリンフィルハーモニーで!生で!!

いやぁぁぁもうほんとにもう、、、
なんと言葉で表したらいいかわからんけど、、、

耳ド突かれた!って感じすかね。

確実に今まで聞いた音の中で一番スゲエ音だったのはもちろん、公演中何回も笑っちゃうぐらいえげつない音だった!笑

そして、一番感じたのは「みんなめちゃくちゃ楽しそうだなぁ。。。」ってこと。

大人のオケっていうと、あくまでも「仕事」として演奏を"こなす"オケが多い印象があった。

けど、世界の神童だけが集まったベルリンフィルともなると、演奏しながら後ろを振り返ったり、勢い余って飛び上がっちゃったり、目を合わせて笑いあったり、とにかく全員が心から"音楽を楽しんでる"様子がハッキリと目に見えた。

オッサンもいっぱいいたけど、全員、めちゃくちゃ楽しそうだった。

僕が学生時代にスーパーキッズオーケストラで感じた、"全身を使って全力で音楽に没頭"したあの瞬間と、似ているんじゃないかなと思った。

終焉終わりにけいちゃんに感想を送ったら、ベルリンフィルで演奏する彼女がまさに「スーパーキッズみたい」と感じたらしい。

オーケストラに限らず、演劇や歌や、漫才やコントや、能や狂言だって、あらゆりエンターテイメントに共通するのは、

「演者本人が如何に楽しんでるかどうか」ということが、目の前の観客の心を震わせられるかどうかだと思う。

その極限値を、ベルリンフィルで目の当たりにした気がした。

このヨーロッパジャーニーの大きな目的である「世界最高峰の音楽を体験する」を完全に達成できた。

あの瞬間のベルリンフィルの音、今もずっと耳鳴りしてる。笑


終演後、トモヒロの自宅に帰ってビールで乾杯。

飲むのは久々だったけど、たわいもないくだらない話から、真面目なアツイ話まで、夜が更けるまで語り合った。

職業も夢も全く違うけど、合言葉はいつも「いつか、なんか一緒にやろうな」である。

方向が違えど、若かりしあの頃に同じ釜の飯を食い、一つの事に没頭して修羅場を乗り切った仲間の絆は永遠。

かくして、スーパーキッズオーケストラ時代のかけがえのない友人たち8人との再会を、ヨーロッパの様々な国々で成功した。

プロの音楽家となった友人たちと再会して語り合って思うのは、当たり前だけど、「みんなむちゃくちゃ音楽好きかよ」、、って思う。笑

全員が幸せに音楽を永久に続けてほしいし、「音楽最高だな!」って日々がずっとずっと毎日続いてほしいなってと思う。

そして、自分も負けてらんねえな!ってかなり思ったので、この旅で溶けるまで遊び尽くした後は、

みんなに追いつけるように、毎日好きなことに没頭したいな思った。


2019.02.15 ドイツ・ベルリン