こんにちは。
むらたピアノ教室の、村田広美です。

早いもので、9月も終わりますね。
秋空の下、すがすがしい空気を吸って、気分良く過ごせそうです。





教室では、11月のミニミニ発表会に向けて、生徒さんたちが練習に取り組んでいます。

小学2年のYくん。
どうしても弾きたい!と熱望して練習しているのは、「世界に一つだけの花」。
今は、両手奏に取り組んでいますが、手強いのです。

ポピュラー音楽は、耳なじみがありますが、リズムも和音もクラシックとはまた違って、とても難しい場合も多いです。

なかなか思うように弾けず、お兄ちゃんが見かねて「僕が左手を弾くことにしたら?」と助け舟を出してくれても、「自分でやる!」と譲らなかったそうです。

先週金曜日のレッスンでも、思うように弾けなかったYくんですが、帰ったら早速、夜から練習を始めたそう。

どうしても弾けるようになりたい!
お母さんの「もう寝る時間よ」という言葉もさえぎって、泣きながら頑張ったのです。
でも、その日には弾けるようにならなかったそうです。

その話をお母さんから伺い、感激した私。
お母さんも、Yくんにこんなに頑張れる、強い一面があるんだ、ということを初めて知り、驚いたそうです。

私は、次回のレッスンを楽しみに、応援する気持ちで過ごしていたところ、日曜日の朝、お母さんからLINEがありました。

最後まで両手で弾き切った演奏を、録音して送ってくださったのです。

「最後まで両手で弾けたねー!すごいよ!」

やったね!!

さあ、あとは11月まで、この曲を磨いていきましょう。

ご家族の皆さんが、Yくんの頑張りを応援している様子が伝わります。すてきですね。

私も、難しくても諦めず、絶対に弾くんだ!と熱い気持ちを持って、取り組んでいきたいです。

また生徒さんに教えてもらっています。
どうもありがとう。