退院してすぐに、
病理、腫瘍学部樋野興夫先生のカウンセリングを受ける機会がありました。

「グレードIIはグレーゾーン、病気の事を考えるのは診察の時だけにして、これからどう生きるかを考えて」
というお話、そして先生著書本を紹介され購入。
*いい覚悟で生きる
*明日この世を去るとしても、今日の花に
   水をあげなさい

読む気持ちになれませんでした、
ただただ涙が出てしまって、
覚悟って!
水やるとかやらないとか、どっちでもいいよって感じ。
まだ病気を受け入れられていなかった。

今だに本棚に置いてあって、読んでいません。
でも今はこの本のタイトルが素直に心に入っていきます。

今は明日去るとしたら、私の周りの草木、花、野菜達にたっぷりと水をあげたいです。だって今日やらなきゃ草木達は次に雨が降るまで困るもの!
そう思えるようになったんです、そんな自分が嬉しい!
ちょっとだけ覚悟もていてきたのかな?