退院して5ヶ月が経った頃に、主治医から残った腫瘍を切除する2度目のオペの提案がありました。
先生の「もう一度頑張れますか」という優しい言葉に「はい」と頷いてしまいましたが、不安もいっぱい。
でも悪い物はとってもらおう!と気持ちを高めていきました。
しかしオペを1ヶ月後に控えた診察時思いもかけない主治医からの言葉が。
上司の先生より今オペするのはリスクが高すぎる、オペ後車イス生活になる可能性が高くなる、腫瘍の増大が無いのであれば経過を見たほうが良い、という意見がでた。
という話でした。
そんな〜私はどうすればいいの!
オペに向けて高めていた気持ちが一気に崩れていきました、意気消沈とはこのことか
家族も共によく考えたいと思い、セカンドオピニオンを受けることに、
主治医の紹介で慶應大学病院にいきました。そして言われたのは、
「再オペは後遺症の悪化が必発と考えられる為、今はリハビリ、痛みや痺れには投薬で、定期的にMRI検査をし脊髄の回復を充分にしていく。
又病理上MIB-1が5パーセントと高い為(正常は3パーセント以下)グレードIIからIII、悪性転化もありえる。
敵は必ずのろしを上げてくる」
怖くて震える思い、こんなのイヤだ。
と嘆いてもどうにもならずに、、、
結局オペは中止となり、現在にいたります。
日常がリハビリです。
痺れや痛みは気圧の変化にかなり左右され天気の悪い日は不調です。そんな時は、生きる為にリハビリしてるのか!リハビリする為に生きてるのか!
わからなくなります。