もともと我慢していたわけではない。
物欲も
食欲も
人並み?にはない。苦笑
むしろ少ない。
必要なものが必要なだけあればよい。
趣味のモノとかほしいなとは思うけど
身の丈に合ったというところは心得ている。
お腹が満たされれば、別になんでも良い。
この辺は、奥さんにしてみればどう思うのか?
張り合いがない?
逆に楽でいい?
ウチの奥さんは料理があまり得意ではなかったから
楽で良かったのかな。
でも、俺のことを愛していれば
不得意でも頑張ろうってなってたのかな。
そこを、『なんでもいい』という旦那なら
やる気も張り合いもなくなってしまうのか。
俺は仕事がとにかく忙しかったからね。
夜中に電話が鳴れば行かなきゃならないし
24時間働いている様なもん。
独立して人を雇う様になってからさらに忙しくなったし。(雇う意味がわからなくなっていた)
ただそれでも、休みの日はほぼ奥さんの為につかった。
だって俺の中で彼女が一番だったから。
子供より優先していた。
ただ『幸福になるには』ということを
どこか間違えていたのかもしれない。
彼女のことを一番に優先して心配して気を遣ってはいたが
そんなだから一緒に居ても、実は俺自身安らぎはなかった。
彼女の動向がいつも気になっていた。
いつも彼女に気に入られ様としていた。
俺は君の為にこんなに頑張っているんだ。
こんなにも良い暮らしができているだろう。
だからいつも虚勢を張っていた。
そういう思いをやり過ぎていた。今なら思える
間違ったやり方?
与え過ぎていたんだろうなあ。
俺は会社員の頃から、正直年収が良くて
24歳のときには同期の友人たちの3倍はあった。
月のお小遣いはいくらだっけ?
6万とか7万? 10万だったかな?
ちょっと覚えていない。
その他は全部渡していた。
当時ボーナスも3桁あったが全て渡していた。
もともとお金に執着がなかったのも悪かった。
独立したときは、その年収が更に倍以上になった。
年間、税込みだが奥さんには4桁を渡していた。
その時に購入してしまった家。
毎月のローンと同時に、不況の波がひしひしと忍び寄り
12年後には共働きをしないとやっていけない状態に。
ただ、そうなる前に
実は奥さんもパートには行っていた。
俺は専業主婦でいてほしかったのだが
ローンが始まり、自分の使える小遣いが少ないとか
ずっと家に居ると息が詰まるとか
社会から取り残されているとか
いろんな理由を言っていたが
今考えると、そのときもっと真剣に話し合えばよかった。
今更言ってもしょうがないけど
後悔先にたたずだ。
つづく