久しぶりに妻の夢をみた。
別れたい。
そう言われた。
俺は
いいよ
でも俺は別れたくない
そんなふうに言ったような気がする。
生きていればね。
そこで別れると思う。
どんなに愛していても
一緒に居たくないと思われてる相手と
生活は共にできない。
ただ、彼女はもう死んでいない。
あの日のことは一生忘れることができない時間だ。
この手で彼女を下ろしたのだ。
その時の手の感覚や気持ちを埋め込まれたのだ。
俺の方から忘れたいと思うのは当然。
だが、彼女から何の言葉もなく
別れたいと言うのは筋違いだ。
死んでしまっている以上、何もできないんだから
決定権は俺にあることを忘れないでほしい。