自死遺族 | いつまでも女々しくて・・・

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20年連れ添った妻を自死で亡くした男(hiro)の日記

配偶者は自死遺族なのか?

自死遺族といっても
各々の事情で、置かれている状況や立場で当人に対しての気持ちが違っているよな。
それは当然だろうけど

SNSをいろいろ徘徊していると
親子・兄弟という血の繋がりがある立場と、その配偶者とでは
とらえている感覚が全く違うことに違和感を感じる。

ウチの息子達にも言えることだ。
本人達にしても、あれほど酷い仕打ちを受けたのに
現状こんな酷い生活を送っているのにも関わらず
母親がいない悲しみや、母親がその道を選んだことに哀れみこそもっているが
憎しみなんて一欠けらも見られないわけ。

そう、血の繋がりのある親族や息子達は、大変だったね、苦しかったねと
まるで神や仏を崇め奉っている様なのだ。

俺は違う。
ここに至るまでの過程を全て知っている当事者だ。
女々しくいつまでも悲しんではいるが、それはいい時を思い出してだ。
その裏には、それ以上の理不尽さやどこにもぶつけることができない
怒りの感情があるわけだ。
もちろん愛していた。
愛していたからこそ、それぞれの気持ちが大きいのだ。

自己弁護するわけではないが、全ての事情を知る親友は
状況を考えたら、お前が死ぬんだったらわかるが奥さんが死ぬのは理解できん
と言っている。
俺も普通に考えればそうだと思う。
なぜ妻が死を選んだのか、未だ理解できていないし
この先も理解することはないだろうと思う。

血の繋がりのある親族と相反する感情を持っている俺は
彼らから見れば他人であって
妻をどうこういう権利すら与えてくれない。

俺が妻を罵ると、憎悪の塊でも見るような視線で俺を見る。
あんたらにいったい何がわかる!
美化しているところしか見ていないのに!
こんな酷い状況になったのは、全て俺のせいか?
ふざけるなと言いたい!

だからこの先も、親族との気持ちと相見えることはたぶんないと思う。
いつか大人になる子供達とも、このことで大きくぶつからなければいいが
と今から心配している。