2020教育改革 | 納得できる!つぶやきメモ

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プロ家庭教師が実際に生徒や、その辺御家族とお話しをしていて感じたことや、私自身が勉強になったことを書いていこうと思います。

2020年教育改革


文部科学省からのアナウンスによると、「知識や技能だけでなく、思考・表現・判断力が問われる」とあります。

「これまでの知識・技能を教師から生徒に伝える一方通行の教育から、生徒が自律的に学ぶ教育へ」といった意味の言葉をもらう耳にされたこともあると思います。

それでは実際、この2020年教育改革、中学入試にどのような影響があるのでしょうか?


すごく硬い表現になっていますが、、具体的にどうなっているのか考えてみますー。。 



思考、表現、判断を重視する意味



まず「知識や技能だけでなく、思考・表現・判断力が問われる」と言う意味ですが、これは、将来実社会に出て「唯一の答えがない問題」に対面したときに、なんとかその解決法を試行錯誤し、周りの人たちと協力、協働して解決できる大人になってほしいと言う意味だと言われています。


要するに、、、、変化の激しい現代に、正面からぶつかって解決していく能力を子供達に学んでもらいたいということだと思います。


難しい言葉が並んでいますが、これはいつの時代にも子どもが大人の社会に出ていく際に求められてきたことですから、言葉だけで驚かなくとも大丈夫です。




実際の試験で現れてること



意味はわかった、、そんなことより実際の試験でどう変わってるの?

って、気になりますよね。。。。そこが一番大事ですもんね。。。


では、実際に変わってきてるのはどこかと言いますと、圧倒的に記述量が増えたこと。


これは国語科や英語科だけでなく、数学科なら証明問題に加えて、解答に至る途中過程を記述する問題、理科や社会科なら因果関係を説明させるものや、資料やグラフ、図表などを読み取って記述させる問題などが出題されています。



記述量も多くなっており、教科によっては200300字程度の記述が出題されることもあります。



以前なら教科書を一通り暗記しておけば7割~8割取れた問題もありましたが、最近ではそうそう一筋縄ではいかなくなっています。


事実、公立入試の平均点は低くなってきており、都道府県によっては全受験者の平均点が100点満点中30点台という教科もあります。


記憶一辺倒の学習では対応できなくなっているのは、事実だと思います。




「高校生のための学びの基礎診断(仮称)」と「大学入学共通テスト(仮称)」



現時点での試験の変化についてはお話ししましたが、ここからは2020年以降に新たに加わると言われる教科について、お話ししたいと思います。


試験の方法が変わると言われているのは既に聞いたことがあるかと思います。


具体的には、現在の「大学入試センター試験」は、2020年1月の実施で最後になります。


代わりに、同じ2020年1月からスタートするのが、「高校生のための学びの基礎診断(仮称)」と「大学入学共通テスト(仮称)」です。



「高校生のための学びの基礎診断(仮称)」というのは?



「高校生のための学びの基礎診断(仮称)」は、高校で身につけるべき学力の到達度を確認するテストです。高校2~3年生で受験することになります。高校1年生での受験も検討されています。2022年度までは大学入学者選抜や就職時の採用試験等で原則活用しないことが決定しています。

2022年度以降は、検討実証過程を経て、大学入学者選抜に利用されることになります。これは未定と言うことですね。。




「大学入学共通テスト(仮称)」



今行われているセンター試験の後継に位置づけられるのが、この「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」(以下学力評価テスト)です。大きく変わるのは、記述式問題の導入でしょう。対象科目は「国語」と「数学」で、短文の記述問題を想定しているとのこと。難易度は今のセンター試験より上がると見られています。また、以前から議題に上がっている、試験を年複数回実施する案については、引き続き検討中となっています。




「合教科・科目型」「総合型」




「大学入学共通テスト(仮称)」では、教科型の問題に加えて「合教科・科目型」「総合型」と呼ばれる問題が出題されるそうです。そして、ゆくゆくは教科型がなくなり、「合教科・科目型」、「総合型」のみの試験になるとも言われています。



教科型がなくなるというのは、想像しにくいですね。つまり、単独の教科にしぼった出題ではなく、いろいろな教科の知識を総動員しないと、解けないような問題が出されるということです。



解答用紙の記入方法



科目が変更になっても、センター試験と同じよう解答をマークシートに記入していくのではなく、2020年から新たに実施される2つのテストでは、「CBT方式」が導入されるといわれています。CBT方式(Computer Based Testing)というのは、コンピューター端末を利用して受験する方法で、受験者はコンピューターで解答を入力します。


コンピューターにも慣れておく必要がありそうですね。

今のうちから慣れておくに越したことはないでしょうが、あくまで現段階での情報なので、今後変わる可能性もあります。最新の情報に注意してください。



今のうちから準備できること



これからの子どもたちに必要な力として、思考力や記述力などいろいろなことが言われていますが、だからこそ基礎・基本が大事になってきます。


基礎・基本というと誰にでもできる簡単なことと思われがちですが、逆に言えば、学習の度に何度も出てきて、常に振り返る必要がある重要事項ということ。小学生、中学生のうちに基礎学力をしっかり身につけることはその後の学習の土台となり、どんな変化にも柔軟に対応できる力になるはずです。


それから、もうひとつ大切なのが学習態度。高校入試では内申点に関わることで、「先生の話を集中して聞けない」「忘れ物が多い」「提出物を出していない」などは、観点別学習評価の「関心・意欲・態度」にも大きく影響します。


学習態度はすぐに身につくものではないので、保護者の方も「忘れ物はないかな?」といった声かけをするなどして、早いうちから意識させてほしいです。



義務教育までは基礎基本の徹底も大切です。今度の教育改革によって、学校の授業では議論が活発になり、協働で学び合う機会が増えていくでしょう。


それは集団で学ぶ学校が持っている長所を生かすためです。ただ、こういった学びが増えていく一方で、従来の基礎学力も維持しなければなりません。


これからの家庭学習では、基礎基本の学びを効率よく行いつつ、学校での課題解決的な学習に必要な言語の能力・スキルを高める工夫が必要です。


学校での協働的な学び、家庭での個人の学び、それぞれの特長を生かした学びが、これからの時代に求められると思います。